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伝統工芸品を海外に

国内の需要が低迷する中、伝統工芸品を海外に売り出そうというのは自然な流れだと思います。
しかし当然文化も違えばライフスタイルも異なる国に売ろうとすると、日本で作っている物をそのまま持っていっても厳しい様です。

南部鉄器をカラフルな色にしたら人気が出た様に、海外仕様にアレンジする必要があります。

例えば、漆器は黒で全て塗ってしまうと、海外の人の目にはプラスチック製品と見分けが付きにくい、という問題があります。
なのであえて素地の木が見えるように漆塗りを施して海外で販売する、という例も見た事があります。

そして海外と一口にいってもその国によって文化は大きく違う為、その国ごとにローカライズする必要が出てきます。

簡単な挑戦ではありませんが、今多くの工芸品が海外への販路獲得に動きつつあります。
是非もっと多くの成功例が出て、業界の活性化に繋げて欲しいです。

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