晩秋の花火から感じる事(25)


この投稿はマイノリティ、
特にその一つである色覚障碍の人にとっての、
バリアフリーの世の中になる事を願って書いています。
最近色覚障碍からズレている事が多く、
最初にこの文を入れておきます。


土曜日の7時頃、大きな音がしたので、
窓から外を見ると花火だった。
コロナで時期がずれる事は広報に載っていた。
11月末になったらしいが、晩秋の花火も空気が澄んで良いもの。
窓から見ると、歩道橋にからも多くの人が見ていたが、
寒くは無いのか。
さて、ここから色の話題ですが、1人で見ていたので、
3種類ぐらいの薄い濃いのある黄色に見えた。
後で、外で車の中からそれを見ていたという家族に聞くと、
黄色と赤と白いのと、青もあったと言う。
僕はどうしても青は無かったと思うが。
色覚障碍の者にとってこれなど、紅葉と一緒で、
色をもっと区別できて見えればたのしめるだけだ。
生活に絶対必要では無い。
一方、信号の赤と黄色や、黒板で赤チョークを使う事や、
テレビでのよく似た濃度の違った色を使った説明などは、
他にいくらでも変えられるのに、何故変えないのか。
花火はコントラストがきつく、クッキリ見えて美しいが、
穏やかな優しさは感じない。
それに比べて、自然現象の虹はぼんやりと見えて、
美しく、穏やかで優しい。
花火も未来はレーザーか何かに取って代わって、
今の一瞬に消えるものから少しの間、
止まって見えたりするかも知れない。
殆どの花火は立体ならば球だが、
立方体やピラミッド型も今の技術では無理か。
スインクスがピラミッドの上に浮かぶのを空想したり、
色が見えにくい分、かたちはいくらでも空想出来る。

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