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会社四季報オンラインの公式noteです。85年の歴史の中で培ってきた『会社四季報』の豊富なデータと、それを生かした独自コンテンツで、あなたの投資に対する「コワイ」を解消していきます。https://shikiho.toyokeizai.net/

最近の記事

日米首脳会談で再脚光、期待大の防衛・宇宙関連10銘柄

造船業界は軍艦艇補修が追い風に新年度相場以降、世界の株式市場は不安定な状況が続いています。 アメリカの金利高止まり、イスラエルとイランとの攻撃で地政学リスクも高まっています。また、台湾のTSMC(TSM)が2024年の半導体市場の成長見通しを引き下げたことが、これまで、相場を牽引した半導体関連の下落が要因となっています。 今年の1月から3月までは、これまで経験したことのない良好な相場環境でしたが、一転して雲行きが怪しくなっています。 そんな折、4月10日に岸田文雄首相とア

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    • 迫り来る「2025年の崖」問題で注目の「DX関連企業」とは?

      「もう1つの2025年問題」も追い風に今回は『会社四季報』2024年春号(2集)で初めて登場し、かつ、1件しかヒットしなかった「少数ワード」の「2025年の崖」について考えてみたい。 この連載を初めて読む方のためにいつも説明しているが、「少数ワード」とは、まだ一般的には知られていない、いわば水面下にある株式市場の潜在テーマのことだ。今後大きなテーマに化ける可能性がある注目のキーワードだと思っていただきたい。 「2025年の崖」とは何なのか

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      • 経営方針発表シーズン、株主還元強化で注目したい5銘柄

        累進配当を採用する企業も続々岸田文雄首相は、3月29日にアメリカの投資ファンド大手ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマンCEO(最高経営責任者)と、4月3日には、モルガン・スタンレーのテッド・ピックCEOら日米の金融関係者と意見交換しました。その際、岸田首相は企業と投資家との対話や、コーポレート・ガバナンス改革の重要性について触れ、改革を一段と強化する方針を示しました。 東証の要請に応じて「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について開示した企業は、今

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        • 新年度に最も注目したい業種と「活躍期待の9銘柄」とは?

          目立たないが投資チャンスは大きい前回のコラム「『極端な半導体相場』のあとに買われる銘柄が見えてきた」では『会社四季報』2024年春号(第2集)の読破直後の第1印象と、読破で感じた3つの大きな変化についてお伝えした。今回は最新号を改めて詳しく分析してみた。 【見出し】ランキングは「来期も企業業績堅調」を示唆 まず3月に発売される春号は、発売後すぐに3月期の決算をまたいでしまう。そのため分析するにあたっては、業績については「来期予想」を見ることが重要になる。

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        • 会社四季報オンライン活用術
          7本

        記事

          エヌビディア会議で熱視線、「ロボット関連」の有望4銘柄

          要注目はAI半導体だけじゃないアメリカの半導体大手であるエヌビディア(NVDA)が3月18日、年次の開発者会議を開催しました。対面方式での開催は新型コロナウイルスの感染拡大以降で初めてでした。 この会議で同社のジェンスン・フアンCEO(最高経営責任者)は約2時間にわたって講演。最新の人工知能(AI)半導体を2024年内に投入すると発表しました。データセンター向けの半導体において、サーバーでAIが質問に答える際のデータ処理性能が従来よりも高まるとしています。 ヒト型ロボット

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          「極端な半導体相場」のあとに買われる銘柄が見えてきた

          最新の「四季報春号」でわかったこと3月18日に発売された『会社四季報』の2024年春号(第2集)の完全読破で、私の四季報完全読破は27年目、106冊となった。 春号読破後の第1印象をひとことで言うと「2000年のITバブル時と同じぐらい、四季報読破の威力や充実感を感じられない、しんどい読破だった」ということだ。 今は日経平均と大型株だけが上がる「2極化相場」

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          「もしトラ」に伴う国策変更に備えて注視したい14銘柄

          年央から年末にかけての重要テーマ一時は4万0472円まで上昇した日経平均株価ですが、年明け以降に急ピッチで値上がりが続いた反動から、足元は調整局面を迎えています。しかし、東証プライム市場の売買代金は連日5兆円を超えており、依然として高水準を維持しています。 こうした相場状況の中で、年央から年末にかけての株式市場を大きく左右しそうなのが、11月に実施が予定されているアメリカ大統領選挙です。 野党・共和党の候補者だった元国連大使のニッキー・ヘイリー氏は3月6日、大統領選に向け

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          "四季報の達人"が超重要視する特色欄の「ある数字」とは?

          アメリカでの「トヨタの苦難」に学べ今回も「米国(アメリカ)市場」をテーマとしたい。 前回の「大谷選手で実感 ! アメリカ市場で"本気の企業"を探せ」(2月21日配信)でもお伝えしたが、ここでとりあげる「アメリカ市場」とは、同国の株式市場のことではない。実際に生活をしている人々によって経済活動が営まれている「実体経済」だ。その巨大市場を制したものが世界で勝つということをお伝えしたつもりだ。 今回は、実際にアメリカ市場で勝って、世界を制覇したと言える日本企業の具体例をいくつか

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          差し迫った「超高齢化問題」をAIで解決する介護関連5銘柄

          介護業界でも生成AIの導入が進展2月22日の東京株式市場では、これまでの日経平均株価の最高値3万8915円(終値ベース)を上回る史上最高値の3万9098円で取引を終了しました。今年中に更新するとは思っていましたが、時期的にはもう少し先のイメージでした。 1989年当時とは日経平均の採用銘柄や算出方法が変わりましたし、そのほかにも異論はありますが、史上最高値を更新したことは喜ばしい限りです。米国株市場でも、ニューヨークダウ平均株価やS&P500指数が史上最高値を更新しています

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          大谷選手で実感 ! アメリカ市場で"本気の企業"を探せ

          最新の四季報が教える「上昇銘柄」今回のコラムから2回にわたって「米国(アメリカ)の市場」をテーマにお送りしたい。 といっても、扱うのは世界の時価総額の約半分を占める同国の「株式市場」ではない。実際に生活をしている人々によって経済活動が営まれている「実体経済」のことを指す。 「大谷効果」で改めてアメリカ市場の魅力を実感

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          アマゾン「対日2兆円投資」で恩恵が期待できそうな12銘柄

          AWS関連の有望銘柄をピックアップ大発会の翌日から急上昇が続き、足元も高値圏で推移している日本株相場。その牽引役の1つとなったのが半導体セクターです。 直近で最新の四半期決算を発表した半導体関連企業には、まだ減益傾向が続いている銘柄が多く見受けられます。しかし、生成AI(人工知能)やデータセンター向けに今後の需要拡大が見込まれることから、株価は業績に先行して上昇している格好です。 2兆円超の投資でデータセンターを増設

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          農作物の価値を高める「バイオスティミュラント」とは何か

          世界大注目の新技術関連の銘柄は?今回のコラムも『会社四季報』新春号(2024年1集)の本文のコメントにある「少数ワード」をテーマにしたい。 このコラムを初めて読む方のためにいつも説明しているが、少数ワードとは、現時点では株式市場ではさほど話題になっていない、いわば水面下にある「潜在テーマ」だが、今後大きなテーマになりうる「重要なキーワード」のことを言う。 今回の少数ワードは、初登場でかつ、四季報の本文でたった1件しかヒットしなかった「バイオスティミュラント」についてだ。

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          大相場に発展?調整入り?日経平均が正念場を迎えている

          先行きを読むための3つのポイント日経平均株価は3万6000円台を維持しているが、上値も重くなってきている。この先、上下どちらに動き出すのか、気になるところだ。 今回もトレンドに加えて、売買タイミングを教えてくれるボリンジャーバンド、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを使って、日経平均の先行きについて分析したい。 +1シグマに沿った上昇が続くか 先週(1月29日~2月2日)の日経平均について、ボリンジャーバンドとの位置関係を見ると、面白いことがわかる。それは、緩やか

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          四季報で久々登場、外食株上昇のキーワードが見つかった

          企業もお金を使いやすくなりそうだ今回は最新の『会社四季報』新春号(2024年1集)に出てくる本文コメント内で、わずか2件しかヒットしなかった少数ワード、「接待」について書いてみたい。 このコラムを初めて読む方のために説明しているが、少数ワードとは、現時点では株式市場ではさほど話題になっていない、いわば水面下にある「潜在テーマ」だが、今後大きなテーマになりうる「重要なキーワード」のことを言う。 「接待」という言葉が出てきたのは鎌倉時代?

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          たけぞうさんが国策絡みで2024年に熱視線を送る6銘柄

          2つの注目政策から導き出した結論1月22日の日経平均株価は終値で約34年ぶりとなる3万6000円台を回復。昨年末からの上昇幅は3000円を超えており、年初から非常に強い値動きで推移しています。 上昇の要因として、生成AI(人工知能)などの需要が今後も伸びるとの観測から、アメリカのエヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの半導体関連が大幅高となり、日本株市場でも東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など半導体銘柄の上昇が目立

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          たけぞうさんが国策絡みで2024年に熱視線を送る6銘柄

          "四季報の達人"が予測、2024年はグロース市場4年目の正直

          「3年連続で株価下落」の汚名返上へ今回は2024(令和6)年最初のコラムになるので、いま一度、2023年を振り返りながら、今年の相場を展望するところから始めたい。 昨年は日経平均28.2%上昇、グロース市場は3年連続下落の「明暗」

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