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喜怒哀楽を数値化してみた


【感情を数字で見てみましょう】


何も難しい話はしません。
私は、ゴリゴリの文系出身の数弱です。
ただ、感じたことを書きます。
図1をご覧ください。

図1

喜怒哀楽 って言葉がありますよね。
UNOを連想させるような色合いです。
それともMicrosoftのロゴ・・・?

本題に入りましょう。
人間は、様々な感情を持ちますが、大まかに喜怒哀楽の4つに分けられるとします。
今回お話するのは、1対1でのコミュニケーションで、ちょっと使えるかもしれない感情の可視化についてです。

対人心理において、“ミラーリング”というのは、知っていますか?
心理学のテクニックの1つなんですけど、大体の人間はこれを無意識で扱えています。“同調効果”とも言われています。

例えば▼
相手が笑い話を持ち掛けたら、自分も笑ってみる。
相手が上司に対してイラついてたら、自分もその上司に対してイラつく。
相手が失恋で悲しんでいたら、自分も悲しむ。
相手が受験合格して幸せそうだったら、自分も幸せな気持ちになる。

“同情”ってやつですね。基本的に対人でのコミュニケーションは、このミラーリングだけで、どうにかなります。

そこで今回、ミラーリングではないもう1つの対人コミュニケーションを閃いたっていうわけです!

はい。本題といいながら、随分話がそれましたが、ここからが当記事のメインです!大丈夫です!この後から有料記事なんてことはありません!
今回は全て無料で読めます!(笑)

【喜怒哀楽を分解】
いきなりですが、四字熟語を4つの一文字にしてみましょう。

喜・怒・哀・楽

「喜び、怒り、悲しみ、楽しみ」の4つですね。
これらの感情を2つのグループに分けるとします。

プラス感情:喜 / 楽
マイナス感情:怒 / 哀

このプラス感情とマイナス感情を足して「10」にしてください。
これが今回、閃いた対人コミュニケーションスキルです。

【事例1】


相手が、めちゃくちゃ怒っていたとします。
同調効果を使って、自分も怒る選択をするのも良しですが、
相手に合わせるのも疲れますよね。
だから、自分は思う感情をそのまま出しちゃってください。

つまりこうなります。
相手のマイナス感情の怒りが「10」です。
公式は【プラス感情+マイナス感情=10】
ということは、自分はプラス感情の「0」で対応してあげましょう。
イラストで表現するとこうなります。図2をご覧ください。

図2

相手は、自身の怒りに対して何の興味も示さない聞き手を見れば、すぐに怒りも無くなることでしょう。

【事例2】


相手はイラついていたことがあったけど、長時間、怒り続けるのも疲れた状態です。
よって、相手のマイナス感情の怒りが「0」です。
そんな時は、自分は相手を楽しい気持ちにさせましょう!
この時の自分のプラス感情は「10」です。
ノリノリでスタバのフラペチーノでも奢ってあげたら、きっと喜びます!
図3をご覧ください。

図3

【事例3】


そろそろコツを掴んできましたかね!
次は、相手が宝くじの高額当選をしたとします。
当然、相手は大喜び。
プラス感情の喜びは「10」です。
自分は、いいなぁと羨ましがる悔しそうな感情を出しましょう。
これをマイナス感情の悲しみで「0」と置きます。
これをする意図は、「喜びすぎるのも大概にしろ」という暗示です。
相手のためなんです。(笑)
図4をご覧ください。

図4

【事例4】


次は、相手が楽しみにしていた予定が中止になったとします。
相手のプラス感情の喜びは「0」です。
自分は、相手が楽しみにしていた予定がキャンセルになり、私も悲しみましょう。これは“ミラーリング”と似た効果ですね。
よって、私のマイナス感情の悲しみは「0」です。
図5をご覧ください。

図5

【事例5】


これまでの事例では、極端な「0」か「10」を出してきました。
しかし、感情がちょっとだけの時もありますよね。

  • ちょっと楽しい

  • ちょっとイラつく

  • ちょっと悲しい

  • ちょっと楽しい

このちょっとの感情を見ていきましょう。
おそらくイラストを見てからの方がイメージが付きやすいので、先に図6をご覧ください。

図6

これは、アルバイト内で相手がマナーの悪い客に悪態をつかれて、ちょっと怒っている様子です。時間が過ぎてから、同じバイト仲間である自分に愚痴を話しています。舌打ちをしちゃってますね。
相手はマイナス感情の怒りが「5」です。
自分は、笑い話のつもりで、「あーゆー態度の悪いやつは、どうせしょうもない人生だから気にすんなw」と少し自分が楽しんで、励ましましょう。
この時の自分はプラス感情の楽しみが「5」です。
ここで、公式をもう1度確認してみましょう。

【プラス感情+マイナス感情=10】

つまり以下の式も成り立ちます▼

マイナス感情の怒り「5」+プラス感情の楽しみ「5」=「10」

【考察】

今回は、喜怒哀楽を数値化して、新しい視点の対人コミュニケーションを考えてみました。使いどころによっては、割と実践で使ってもいいと感じました。ただプラス感情の数値が高ければ、そのまま高い数値のプラス感情でぶつけた方が良いかもしれませんね。
また今回は、【】/【】のグループで検証しましたが、今後の課題として、別のグループ分けの検証もしたいと思います。

【最後に】
私はハッピーエンドを好みますので、この記事を良い結末で締め括ります。喜怒哀楽は、プラス感情/マイナス感情/マイナス感情/プラス感情の順番です。
私たちの人生は、幸福の中から誕生し、時が経てば大人になり、沢山の辛い事に立ち会いますが、人が最期を迎える瞬間には、幸福だったと言えることでしょう。
皆さまの人生が幸せで溢れることを願っています。


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