短歌201909

短歌 2019/08-09 前編

実は季節の変わり目に突如歌を詠み出すという性癖を持っています。9月前半の短歌をまとめようと思ったら8月のもあったので、それも一緒に。

季節が落ち着くと私の歌欲もおさまる可能性もあるので、出来高は保証できないんですけど、9月後半もまとめたいな。


#突然の短歌 タグをつけてTwitterで垂れ流していたところ...

マリナさんありがとうございます♡♡

この後、短歌に季語はいらんのよというマリナさんの冷静かつ的確なツッコミが入りましたが... 知ってましたか? 俳句は季語が必須で、短歌には必要ないって。

私も結構後まで把握してなかったんですよね。やっぱ季節の色や匂いから情感センサーとでも言おうか、何かを刺激されちゃうから、だから季語は入っちゃうことが多いです。

しかし自分で今読み返すと季語どころか「秋」がやけくそなくらいに入ってて、笑ってしまう。うんうん。今年もよく秋を感じていたんだね。

10首+ご紹介短歌を4つお送りします。



短歌 2019/08-09 前編


目覚めの窓夢の切れ端蝉の声こんな雨まで降るなんてずるい


私たちもしも季節がなかったらもっと大人しかったでしょうか


回りくどい日本語が好き本心がわからなくてもその言葉が好き


切なさの刃に巻き込まれる前に逃げたいけど轢かれるよりはマシだから秋


諦めろ諦めたくない諦めろ諦めたくない諦めたくない


見渡せども一人で生きていくしかないとしか思えない秋の夕暮れ


わたしもうロボットでもいいの自分の感情が自分のものでなくても、悲しい


この指はピアノを弾きたい旋律は言葉にならないままでいいから


秋すぎてもう秋すぎて秋すぎて金木犀まだ咲かないでお願い



***



noteからふつふつ湧いた三十一文字をありがとうの気持ちでかためる

Twiterのシェアの際、感じたことを短く込めるのに短歌は最適でした。読ませていただき、詠ませていただいた皆様、ありがとうございました。私にとって季節の変わり目ほど情感のあるnoteだったということなんです。みなさんも、ぜひ読んで(よかったら詠んで)みてください。



ふりしきる雨に溶けてしまえたらいいのにやさしく大人も子どもも



人知れず波の向こうに着地する涙の中ではずっと一緒に



端的にまっすぐそのまま出すなんて テクニックじゃない真似できないよ



溢れていくかたちないもの溶けていてほしいよかたちあるものたちに




それから、短歌同盟のマリナさんの短歌Remixも面白いです!ぜひ。


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