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①詩歌編:エントリー作品のご紹介 #ひかむろ賞愛の漣

こんにちは。ひかりのいしむろ店主のあゆみです。

2/7(土)〜2/16(日)に開催したコンテスト、石と言葉のひかむろ賞 愛の漣、参加いただいた皆様、参加作品を読んでいただいた皆様、シェアいただいた皆様、ありがとうございました!!

また、ひかりのいしむろの「ぼちぼち更新 ひかむろマガジン」にもお付き合いいただきありがとうございます。m(_ _)m 

ひかむろ賞愛の漣のハッシュタグで応募いただいた作品&サンプル作品は、合計56作品となりました。


なお、内訳は以下の通りです。

詩・短歌・俳句:10作品
エッセイ等  :26作品
小説     :20作品

本日よりエントリー作品をまとめてご紹介していきます。

ご紹介の仕方を迷ったのですが....エッセイを②・③・④に分け、小説を⑤・⑥に分けてみました。分け方には多分に私の主観が入っているかと思いますがエイヤでまとめさせていただきました。(応募期間外等の作品は選考からは外させていただきましたが、合わせてご紹介いたします。)

どうぞお楽しみに!

①詩歌編 (このnoteです)
②お手紙編
③エッセイ(家族系)編
④エッセイ(その他)編
⑤小説(ファンタジー)編
⑥小説(その他)編

また、コンテストの結果については全てお送りした後に別途発表させていただきます。延長設定した3/8(日)にも間に合わない可能性が濃厚....間に合わないと思います....ごめんなさい.....でもなるべく早く&無理ない範囲で投稿させていただきます。もうしばらくお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。

それでは、このnoteでは、詩・短歌・俳句の作品をご紹介いたします。素敵な作品ぞろいです。気になるnote、どうぞ開いてみてくださいね。


※冒頭の番号は投稿順ではなくまとめ順であり、ジャンル別にシャッフルしているので特に意味はありません。



0.【詩作品】あなたにできること(あずきさん)

いきなりフライング投稿された....!?とびっくりして開いたら、これは対象外にしてくださいとのこと。サンプル作品としてというか、オープニングソングとして、格納させていただきました。

みんなが"あなたにできること"をすることで、丸い地球は愛に包まれる.....あなたにできること「だけでいい」ということ。こんなに優しいメッセージ、ないです。刺さりすぎて長くなるので、これ以上語るのはやめますが...2月中、なんども読み返し心の中で再生していました。これからもずっと忘れません。あずきさん、本当にありがとうございます。


1.波。(pottiさん)

何度でも洗われて、見えなくなっていたものに気づくことができる。私たちをたやすく呑み込んでくる感情/感覚は、自分そのものではないと気づかせてくれる。

私も海の近くにしばらく住んでいたことがあって、海辺を散歩するたび心現れていたことを思い出されました。1行1行、できれば自然の中で、呼吸と共に味わいたい文章(詩)です。


2.愛してる、愛してた(百瀬七海さん)

恋なんて、叶う恋だけでいい。続く愛だけでいいのに。行き場のない想いはひとり溢れて、次々、美しい結晶になってしまう。せめていつか、誰かちゃんと見つけて丁寧に溶かしてほしいなと感じてしまいます。(涙)

自然に自分の奥深くに眠らせている気持ちとも重ねてしまう、重なってしまう大切な詩でした。


3.【歌詞作品】アメージングストーリー(あずきさん)

"首元に光るアメジストのアメージングストーリー"
女声ボーカル&男声ラップの歌詞作品、韻が素敵です。

"慈愛"の解釈「若いふたりの愛の誓いは慈しむような家族愛の始まりである」も爽やか。二人の愛が徐々に成熟して慈愛になっていく、未来への時の流れと共に二人の希望が伝わってきます。


4.【ふたり】きみのとなりで虹を見たい(心琴さん)

短歌+エッセイで広がる5つの情景。何気ない視点、描写から心琴さんが彼をとても大事に思っていて大好きなことが、これでもかと伝わってきます。

きみは帰宅してスーツから部屋着に着替えるサラリーマンのように、この家に帰ってくるとすぐにまやかしの正気をその辺に脱ぎ捨ててしまう。それが実は、私はとても嬉しかったりする。
「どうしても優しくなれずごめんね」の言葉がすでにきみの優しさ

その彼の優しさを、汲み取る心琴さんの優しさ。一朝一夕で出せるものではない虹のような奇跡の日々をお二人で歩んでいること。陰ながら応援しています。


5.【短歌5首】くずれたオムライス(アルマジロ武田さん)

エモと慈愛のコラボレーション短歌5首×2投稿。余韻の感じられる写真もあわさって、MVのような心地ぞします。。

オムライス失敗と笑う4月2日
果てない銀河がきみの眼の奥
思い出すあの日もやっとセピア色オムライスの赤だけはまだ。 

上記は、私からの返歌もとい便乗短歌です。ありがとうございました。

6.【短歌5首】夜とポニーテール(アルマジロ武田さん)

エモい.... 引っ越す前のことを思い出しているのか、あるいはベッドは処分してしまったのか。いずれにしても、「居た」という2文字がいいなあと思いました。

さわれない 形もないけど
夜の隅にぼくたちは居た
シングルベッド

いつかアルマジロさんのはじけるような明るい恋の短歌も読んでみたいです。一読者より。


7.振り返って(りょうさん)

家族の始まりからお子さんの旅立ちまでを中心に、心のうちをすくい取った5首。りょうさんの、天然水みたいに自然にすっと入ってくる短歌が大好きです。ピックアップに悩みますが、noteではこちらをご紹介。

この夫さんは最初の二人の出会った頃の短歌にも登場していて、その人とずっとこうして一緒に生活しているのだなあって、しみじみ感じます。

引越しのトラック見送り佇んで そっと手を置く夫の背中

りょうさんの、色をテーマに12ヶ月を詠んだ短歌集もとてもおすすめです。たまたま以前私はちょっと疲れた時に読んで、とても癒されました。


8.短歌 クロッカスの歌(辰巳ろんさん)

春を告げる花、クロッカスと鉱物と共に"あなた"を歌い上げる7首の歌。今はここにいないあなたの姿が目に浮かぶようです。切ないです。。

もういちどクォーツの中で孤立したい君の笑顔を思い出すなら

この5首目から最後への変遷が、凛としてとても美しく感じました。すみません2首引用させてください!

クロッカスが風にささやく君の歌お守りにしてあしたも生きる

辰巳ろんさんも短歌をたくさん投稿されています。こちらの記事にまとまっているのでぜひご覧ください。


9.春と慈愛によせて(corosukeさん)

春のあたたかでやわらかい風が吹き抜ける、縁側にいる気分になってくる俳句の花束が届きました。

あんバタートーストと春の響き、なんて素敵なんでしょうか。。

君とあんバタートースト食べる春

5句目も、慈愛に満ちた目線の先が見えるようでとてもほっこりします。ぜひ全部読んでみていただきたいです。

corosukeさんの、この宇宙が好きな気持ち、私の石好きの気持ち(宇宙の一粒)と通じるものがあってとても共感してしまいます。

そして今回のご縁からひかりのいしむろのブレスレットを手にとってくださり、ありがとうございます。お話もできてとても楽しかったです!


最初のご紹介は以上となります。気になるnote、ぜひ覗きに行ってみてください!次回は明後日木曜に②お手紙編まとめを予定しています。どうぞよろしくお願いします。


▼この企画の詳細はこちらをご覧ください。


#ひかむろ賞愛の漣 #短歌 #俳句 #詩 #ひかりのいしむろ

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