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誰にも読まれない日記、誰にも見られない踊り

「誰にも見られず自己表現したいってなんなん?」という記事を以前書いた。

なんなのかわかったよ。「もっと私を見て、かまって、大切にしてくれ」という自分からのメッセージだったらしい。

最近は一人で歌ったり踊ったり絵を描いたりしている。これがメンタル的にとても良い。外部に目を向け気を使いすぎて無意識に自分の波を押さえつけてしまっていたらしい。

よしやろう、と思ったわけでもない。聞いていた音楽の淡々としたリズムに体が反応して、歩きだし、しばらくするとたわんだり跳ねたりしていた。繰り返されるリズムがただそこにあって、誰に見せるでもなく落書きするように体で描いていた。

好きに踊ると気持ちがいい。言葉になる前、感覚や感情として感知できる以前の何かが自分の中から外へ出ていく。自分を自分たらしめ、かつ閉じ込めている膜から外へ溶けていくといってもいいかもしれない。要するに、心を開けている、リラックスしている。外界との一体感を感じられる。

人といると疲れる人。人といると力が湧く人。二分できるわけではないけど傾向はあると言えるだろう。人といると疲れるのは、一体のはずの世界と分断されてしまうから、自分をどこかに閉じ込めてしまうから。

相手が笑ってほしそうだから笑うのではなく、自分を存在させつつ一緒に笑っていたい。


以前書いていた「誰にも読まれない日記」も再開した。ちなみに媒体は個人的にはグーグルスプレッドシートが最強。誰かに見せる自分を作るなら、誰にも見せない私だけの自分も大切にしないとね。


そういえば、先日「からだのなみにのるレシピ」の展示に行ってきました。書籍というよりアート作品。味わうように読みたいのでまだ一部しか読んでいないけれど、ページを開くとリラックスできる素敵な本。からだのなみに、気づいた時だけでもいいからのっていこう。

これは食を中心にアーユルヴェーダのホリスティックケアを伝えるブランドeatreat.が考えるあたらしいアーユルヴェーダのケアについての本。日本の暮らしに寄り添って、アーユルヴェーダのリトゥチャルヤ(季節の過ごし方)をエッセイ、写真、イラスト、詩の4で表現したビジュアルブックです。



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