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我が店のトピックス7選(10月)

こんにちは、ばるじぇのの太い方です。

これまで「太い方」と名乗ってきましたが、
徐々に体重が落ちています。

8月:82キロ→10月末:76キロ です。

このままいくと、来年の8月には58キロになってしまいますね(混乱)。


冗談はさておき、
ランチをスタートして早2ヶ月が経ちます。

ありがたいことに、素敵なお客さんたちに囲まれて本当に楽しい毎日を送れています。

忙しいことにかまかけてnoteの更新頻度が落ちているので、飲食店の日常をラフな形で記事にしてみようと思います。

10/03  インフルエンサーのご来店

ついに、インフルエンサーなる方にご来店いただきました。

インフルエンサーの定義はわかりませんが、Instagramのフォロワーが約40,000人という想像もつかないパワーをお持ちのアカウント。

(こちらから依頼する所謂「案件」ではなく、ふつうにお客さんとしてご来店いただき、インスタに掲載いただいた形でした。ありがたし)

掲載後、フォロワーが約180名ほど増えました。

ちなみに、ぼくが自分のFacebookアカウントで「お店やるよ!インスタフォローして!」と宣言した時は、フォロワー5人くらいしか増えなかったのに。ちくしょう。

10/06  3日連続ランチ完売

インフルエンサーの効果といっては早すぎる気もしますが、3営業日連続でランチが完売しました。

完売メニュー。魚>>>肉の人気度です

これまでせいぜい5〜7食売れれば「あぁ、今日は働いたなぁ」と感じていたものの、その倍となり、こんなお店だったっけ?と感じることも。

駐車場も満車になって入れないことも出てきたので、近くの空きを探し始めました。

10/08  理想の店に出会う

オフの話ですが、ご近所さんに誘われて、地元の方々が集うディープな呑み屋さんに(こういう近所の人と飲みに行くって東京時代にはあり得なかった。挨拶すら会釈程度だった)。

そこは、ぼくが理想とする空間に近いお店でした。

・お客さんとお店の壁がない
(懐に入ってくれる店主夫婦)
・お客さん同士で仲良くおしゃべりする
・お客さんにとっての「第二の家」っぽい感じ

40年も経営されているとのこと。
まだ数ヶ月でゼーハー言ってるぼくには想像もつきません。

地域に長く愛されるお店として、少しずつ理想に近づきたいと改めて思うのでした。

10/17  ランチ1食の最低記録

いいことばかりではありません。
大変なこともたくさんあります。

この日はお客さんが全く来ず、来店2名、ランチはわずか1食の最低売上日を迎えてしまいました。

しかも、当店のデータ的にはお客さんの多い「晴天・火曜日」に。

こういう日はめちゃくちゃ内省します。

料理が期待に添えなかったのではないか…、お客さんとの会話で余計なひと言を喋ったのではないか…、メニューが食欲をそそらなかったのではないか…etc.

ネガティブにもなりますが、そこは「よし、夕飯が豪華になるぞ」と切り替えます。

しかしまぁ、
本当に水もの、水商売だなと感じます。

後半の説明、不要でしょ(笑)

10/22  初のコース料理提供

4度目の夜営業の日。

初めてアラカルトではなく、
コース料理を提供しました。

⚫︎1,500円コース(当日OK)
蒸し野菜、おつまみ盛り合わせ、ミニカレー

⚫︎3,000円コース(事前予約)
前菜盛り合わせ、パワーサラダ、アクアパッツァ、パスタ、デザート

全て手づくり!の前菜
デザート

メニュー数を減らすことで食材のロスを減らし、提供時間も短縮でき、またお客さんとしてもボリューム感とお値段以上を感じられる気がします。

光明が見えた気がします。

10/25  初の外国人旅行客

観光地から外れた場所にあるため、観光客はほとんど来ないお店なのですが、この日はオランダから2名の女性がいらっしゃいました。

初めての外国人旅行客です。

日本語は「こんにちは、ありがとう」くらいしか話せない感じでしたので、調子に乗って「英語、話せます?」と聞くと、その10倍は上手な英語で返ってきました。

外国人を想定していないため、英語をはじめとした外国語表示のメニューはありません。

5年以上英語を使っていないと、単語が出てこないですね(まぁ7年程前、ベトナム駐在で比較的英語を使う機会があった時もザルだったと思いますが)。

その日はボンゴレビアンコと、ベーコンとシメジのホワイトソースのパスタでした。

とりあえず、それっぽく「ボンゴォれ↑ビアンコ」と5回くらい言うと、「Oh, Vongole!」と通じ合えました。

ホワイトソースの方は、「……ベシャメル?シメジって英語で何だ?マッシュルームやないし…、ベーコンってベーコンなのか?」と思案していると、察したのか「two vongole」とオーダーが入りました。

(ちなみにベーコンはbacon、シメジはshimejiらしい…そのままやないかい!)

そんなこんなで、これから外国人の方がたくさん来るという可能性は高くないですが、いろいろな気づきがありましたので、一つ一つの課題をクリアしていこうかと思うキッカケになりました。

10/29  グルテンフリー&無農薬の立食パーティー

最後に、10月も貸切営業がありました。

今回は「グルテンフリー、無農薬、大皿料理」という難題のオーダーでしたが、個人的にはいろいろと勉強させられるよい機会となりました。

グルテンフリーは、小麦粉を使わないメニューにすればいいだけなのですが、真っ向から避けるのは面白くない。

ということで、野菜の炊き合わせで使用する「醤油」を「いしる」にしたり、小麦粉の代わりに片栗粉を使ったり。

立食形式で

大変なのは「無農薬」という点。

個人的な感覚ですが、一般的なスーパーや八百屋で無農薬の野菜が並んでいることはほとんどなく、やはりオーガニックスーパーや農家さんからの仕入れが中心となります。

また、スパイスや砂糖、胡麻、大豆、豆乳など、料理の補助的な役目を果たすものたちも当然有機のものを使用。

こちらは自店の食料雑貨で販売しているものが、ほとんどオーガニックで揃えていたからこそ比較的ラクに仕込みができました(妻よありがとう)。


以上、10月のトピックスでした!
お読みいただきありがとうございました。

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