写真展「PARIS PARIS」中締め

喫茶ランドリー本店での写真展「PARIS PARIS」は、当初予定の会期を終了しました…が、すでにお知らせしている通り、お店のご厚意により8/22までそのまま展示します。そのうち少しだけ作品を増やすつもりです。図録はまだ在庫があります。お店は連日11～18時で営業していますが、途中夏休みがあるかもしれません（わかったらお知らせします）。

すでに多くの方々にお越しいただき、写真についての感想もいただきましたが、安心したのはパリを撮っても鹿野節や鹿野調は変わらないですねというのと、空間とマッチしていますねという声。
そして何よりうれしかったのは「この空間にずっといたい」とか、あるいは「自分も展示したい」とか、はたまた「近所にこんなお店があって羨ましい」とか「こんなお店がある町は住みやすいはず」というお店への感想。近所のなじみの店をよそから来た人が褒めてくれたら、なんだか自分事のようにうれしいじゃないですか。とくに今は人気店や繁盛店でもあっけなく店を畳んでしまう状況なので、推しの店に少しでも貢献できたらと、そんな気持ちで今回展示をやらせていただきました。

なぜここで展示したんですか？ともよく聞かれましたが、自宅と息子の通う保育園が徒歩１分で、その中間地点にここがあります。息子は毎日保育園帰りに店の前や、閉店作業中の店内で遊んで、時折お菓子などをいただいているのです。その店内ではときどきアマチュアや学生の方が写真やイラストを展示していたのですが、「鹿野さんもやってください」といわれたら断れるはずもなく。息子もここが好きで、この４連休も口癖は「ランドリー行く～」でした。バナーの写真はそんなランドリーへ向かう息子、下の写真は店で遊び疲れてシェフに抱っこされて寝る息子です。

しばらくは自宅作業が山積みなので、今後も時折気分転換も兼ねて店内で仕事をしようと思います。今回つくづく思ったのですが、自分の写真だらけのカフェで仕事をするというのは、なかなか気分がよいのです。といっても常にいるわけではないので、鹿野に一言モノ申すというときはお店の前でノロシでも上げていただければと思います。不在にしていたらすみませんが、手が空いていれば駆けつけます。