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酔ったまま書いてます。お酒と家の繋がり。

現在進行形でお酒を呑んでいますが、明日は仕事なので程々に抑えようと思っています。
あと、酔ってるくせに記事を書くのは、なんか面白いから、そのまんま投稿しちゃおう!!って思って書いているので、酔ってる奴のリアルな日記だと思って読んでください。
#お酒 #酔ってるけど書く

さて、今回は建築をやっていて、日本酒と家の繋がりがマジで大きいな!と思ったので書いているのですが、今はなかなか行われませんが、地鎮祭や上棟式では、米や日本酒を納めてお祈りをしたりします。
地域性もありますけど、上棟式とは棟という部材を納めたあとにするお祭りで、みなさんがよく知るような餅まきを行ったりします。
実は上棟式のあとに大工さんたちを集めて、施主の方々とみんなでご飯を食べたりお酒を呑んだりして、上棟したことを祝います。
そこでよく出されるのは日本酒が出されます。
神様が関係するお祭りなので、日本酒はセットなのでしょうけど、上棟式の際に祀られる神様は女の神様で、昔は上棟式自体男性しか参加できないお祭りだったのです。

理由は、女の神様が嫉妬して災いを起こしてしまうと言われていたため、そのような風習になっていました。

昔々、腕の良い大工さんがいました。
その大工さんは、右に出る者がいないと言われるほどの大工さんで、家造りに自信と誇りを持っていました。
ある日、柱の長さを短くしてしまい、どうしようかと悩んでいた時に、娘の『かるこ』さんが、「短くしたなら、枡を入れては?」と提案しました。
しかし、女性からアドバイスを受けた大工さんは、自身のプライドと誇りを傷つけられた怒りで、かるこさんを殺してしまいました。
しかし、腕の良いと評判だったために、間違えたとは言えず、結局アドバイス通りに枡を付けて家を完成させたところ、周りからの評判はとても良く、多くの方に讃えられました。

しかし、その大工さんは納得できません。
なぜなら、娘からのアドバイスに腹を立てて殺したのに、その通りにやったら賞賛されてしまったので、プライドを捨て素直になれば殺さずに済んだのだからです。
もっといえば、今受けている賞賛は自分ではなく、娘が受けるべき賞賛であり、死んだ娘に対する懺悔しか残りませんでした。

そこで、『かるこ』と名付けた神様を上棟の後にお祈りを行い、終わったら屋根裏でその家を守ってもらうようにしたのが、上棟式の始まりだと言われております。
なので、『かるこ』さんが祀られている箱の中には、かんざしなどの女性が使うものが納められています。

地域によっては娘ではなく奥さんである。と言われていたり、内容も違っているみたいですが、僕が聞いた話を書きました。

実際に大工道具に、『カルコ』という道具があるので、その話が本当かどうかはわかりませんが、その女性は非常に頭がキレる方であるのと同時に、今の世の中じゃありえない理屈なので、時代の変化とともに、女性進出が増えてきて、今まで男性しかしてこなかった仕事を女性がしたり、逆に女性しかしてこなかったことを男性がしたり。

全てにおいて新たな可能性と価値観が生まれてきて、挑戦するということがどんなに困難で、周りからのネガティヴな意見ばかりだったとしても、僕たち若手には時間と、簡単に色々な人と繋がれるデバイスを持っています。
悪い時代になったという方も沢山いますが、僕からしたら、働く環境がその地域だけ。から日本全国。なんなら、世界に向けて戦えるようになっているので、すごくいい時代だと思っています。

情報がたくさん入ってきて、簡単に正解の回答を出せる世の中ですが、時代が変わると今までの常識が非常識になります。

現状に目を向けて従業員だったり、その家族を守るのが経営者の役目ですが、大きなことに挑戦するために、小さなことを確実にこなし、その挑戦が失敗だとしても、会社がコケないようにしていかなければいけないなと思いました。

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