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第二章 これから読まれる小説はどんな小説か

「多くの人はね、精神の安定を求めていると思うんです」
大きな眼を右に左に動かしながら、
大久保氏は、語り出した。

精神の安定と小説がどの様な関係にあるのか、
小説はストーリーの展開を楽しむだけではないのか、
と瞬間的に、私にはつながらなかった。

大久保氏曰く
「優れた小説には、主人公達の〇〇を経ての●●が描かれている」
この事を聞いて、私は合点した。
そうか、そういうことだったのか、
私は恥ずかしながら文学部卒であったが、初めて耳にする内容だった。

大久保氏は、その様に優れた小説を出版したい、
世に出したいと願い行動している。
その第一段となるのが、文芸復興講演会「人生の航海に小説(コンパス)を」である。
そこで語られるのは……

(担当・店員華)
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╲╲╲╲人生の大航海に小説(コンパス)を╱╱╱╱
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▶編集者・大久保雄策の文芸復興講演会
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◆一流のプロが語る「これから読まれる小説」「生き残る小説」とは?◆
大久保雄策氏は、都内有名出版社に38年勤務し、文芸書一筋で仕事を続けてきたベテラン編集者。
読者の胸を躍らせずにはおかない多くの作品を、これまで世に送り出してきました。
そんな大久保さんに、文芸書売れ行き不振の原因、これからも読者の支持を集め続ける小説の条件、優れた小説の書き方などなど、たっぷりと語っていただきます。
聞き手は、コミュニティスペース「しかのいえ」と、住み開き書店「しかのいえ本の茶屋」を主宰する鹿野青介。
小説を愛する読者はもとより、未来の小説の書き手も必見・必聴です。
質疑応答の時間も設けていますので、会場にお越しのお客様は、よろしければ「これが聞きたい!」というご質問をご用意ください。
より充実した時間になること、間違いなしです。
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【イベント概要】
◆出 演◆
 ☆大久保雄策
 (おおくぼ・ゆうさく/文芸書 編集者)
 ☆聞き手/鹿野青介
 (しかの・せいすけ/しかのいえ・しかのいえ本の茶屋 代表)
  https://shikanoie.com/blog/posts/861
◆日 時◆
 2022年11月3日(木)・文化の日 13:00(開場12:45)~15:00
◆会 場◆
 空中階(くうちゅうかい)
 /足立区千住4丁目 北千住駅から徒歩約5分
 ※お申込みいただいたお客様には
  折り返し詳しい住所をご連絡いたします。
◆定 員◆
 要予約・リアル会場定員15名、オンラインは定員無し
◆ご予約方法◆
 Peatixのこちらのページでご予約下さい
 https://peatix.com/event/3382030/view
◆料 金◆
 A.リアル会場/5,000円
 B.YouTubeオンラインライブ配信/3,000円
(※Aのお支払いは当日会場で現金で承ります)
◆お問い合わせ先◆
 鹿野まで下記のアドレス宛にメールでお問い合わせください。
 sshika@jcom.zaq.ne.jp
◆出演者プロフィール◆
☆大久保雄策(おおくぼ・ゆうさく)
1957年生まれ。1980年、都内出版社に入社。1984年の文庫創刊から2018年に退社するまで文芸部門に携わる。小説復興・文芸復興がライフワーク。
主な担当作品(著者五十音順)
池澤夏樹『新世紀へようこそ』、荻原浩『明日の記憶』、大西巨人『深淵(上下)』、門田泰明「黒豹シリーズ」、桐野夏生『ハピネス』、佐藤正午『ジャンプ』、白石一文『僕のなかの壊れていない部分』、辻内智貴『ラストシネマ』、土居伸光『望』、永瀬隼介『誓いの夏から』、藤岡陽子『晴れたらいいね』、又吉栄喜『鯨岩』、三浦光世『死ぬと言う大切な仕事』、宮本輝『三千枚の金貨(上下)』、盛田隆二『ありふれた魔法』、山本譲司『螺旋階段』
☆鹿野青介(しかの・せいすけ)
コミュニティスペース《しかのいえ》代表。1967年生まれ。大学卒業後、都内出版社に入社。書店・取次営業、直販販路開拓などに20年従事。その後、出版プロデュース業務に約10年携わる。2007年以降、取締役、常務取締役、監査役を歴任。2019年5月同社を退社。自宅の一部を開放しコミュニティスペース「しかのいえ」をオープン。家族との暮らしや、本の出版、リコーダーの演奏、各種のイベントや教室などを通じて《個から個へと届く表現》を深め、サポートしていくことがライフワーク。2020年7月、自宅玄関わきの一室を新たに開き「オカモチ」1台分の「本」と煎茶の葉などを販売するショップスペース「しかのいえ本の茶屋」をオープン。

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