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ChatGPT的語学学習法 その2<2023年>

ChatGPTを使って語学学習方法をご紹介しましたが、その第2弾をすぐ書いていたのですが、バタバタしていて公開まで時間が開いてしまいました。

前回のコラムはこちら↓
ChatGPT的語学学習法<2023年>

前回は翻訳や作文での利用、そしてそれらの添削やビジネスメール用への変換などにもChatGPTがツカエる話をしましたが、さらにおもしろい利用方法があります。

ChatGPTに作文した、または翻訳した中国語をビジネスメール用に変換してもらうと、要約した1文がメール形式の長い文章になったのは翻訳アプリではできないので、ChatGPT的だなと感心しましたが、
ビジネス用とは逆に、平易な文章を友人とのカジュアルな言い方や、パリピ的な表現、ネットやSNS的な表現への変換を指示してみました。
こういった口語やネット表現はテキストでは学べない生きた中国語なので、ChatGPTでわかるようになるとよりネイティブに近いナチュラルな表現がとりいれられるのでいいですね。

その結果がこちら!

Q:中国語の友人に話すようなカジュアルな言い方に変えて
「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」

ChatGPT:「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」をカジュアルな言葉に変える場合、以下のようになります。

「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」(míngtiān wǔfàn shí, yīqǐ qù chīfàn zěnme yàng?)→「明天中午,我们一起吃饭吧?」(míngtiān zhōngwǔ, wǒmen yīqǐ chīfàn ba?)

または、

「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」(míngtiān wǔfàn shí, yīqǐ qù chīfàn zěnme yàng?)→「明天中午,我们一起去吃饭吧,你愿意吗?」(míngtiān zhōngwǔ, wǒmen yīqǐ qù chīfàn ba, nǐ yuànyì ma?)

このように、カジュアルな場合、より口語的な表現を使用することが多いです。また、相手が中国語圏でどの地域の方かによって言い回しも変わってきます。

Q:中国語のパリピな言い方に変えて
「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」

ChatGPT:「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」を中国語のパリピな言い方に変える場合、以下のようになります。

「明天中午一起去吃饭吧,饭店随便挑!」(míngtiān zhōngwǔ yīqǐ qù chīfàn ba, fàndiàn suíbiàn tiāo!)

または、

「明天中午一块吃饭不要拒绝,懂嘛?」(míngtiān zhōngwǔ yīkuài chīfàn bùyào jùjué, dǒng ma?)

このように、中国語のパリピな言い方は、より口語的でスラングを多用する傾向があります。ただし、相手がそのような言葉遣いを理解できるかどうかを考慮する必要があります。

同じ指示を何回か連投したところ、違う例文が返ってきました。

「明天中午吃饭不?一起上啊!(≧∇≦)」(míngtiān zhōngwǔ chīfàn bù? yīqǐ shàng a! (≧∇≦))

または、

「明天咱们约起来一块吃饭吧,不见不散哦!( ̄▽ ̄)」(míngtiān zánmen yuē qǐlái yīkuài chīfàn ba, bùjiàn bùsàn o! ( ̄▽ ̄))

このように、中国語のパリピな言い方は、より口語的でスラングや略語を多用する傾向があります。また、表情符号や絵文字を用いることで、気持ちを表現することができます。ただし、相手が理解できるかどうかを確認する必要があります。

「明天中午咱们一块吃饭吧,超嗨哦!(≧∇≦)」(míngtiān zhōngwǔ zánmen yīkuài chīfàn ba, chāo hāi o! (≧∇≦))

または、

「中午约饭嘛,别忘了通知我啊!(  ̄▽ ̄)」(zhōngwǔ yuē fàn ma, bié wàng le tōngzhī wǒ a! ( ̄▽ ̄))

このように、中国語のパリピな言い方は、より口語的でスラングや略語を多用し、表情符号や絵文字を用いることがあります。また、カジュアルなフレーズを取り入れて、より親密な雰囲気を醸し出すこともあります。ただし、相手が理解できるかどうかを確認する必要があります。

後の2つは、この次の「中国語のネットやSNSでの言い方に変えて」という指示の後にした為か、その情報も加味されているようです。


Q:中国語のネットやSNSでの言い方に変えて
「明天午饭时,一起去吃饭怎么样?」

ChatGPT:中国語のネットやSNSでの言い方に変える場合、以下のようになります。

「明天中午一起吃饭吗?(^O^☆♪」(míngtiān zhōngwǔ yīqǐ chīfàn ma? (^O^☆♪)

または、

「明天中午有没有人一块吃饭啊?(^ν^)」(míngtiān zhōngwǔ yǒuméiyǒu rén yīkuài chīfàn a? (^ν^))

このように、中国語のネットやSNSでの言い方は、より口語的で、表情符号や絵文字を多用する傾向があります。また、一部の略語や俗語も使用されることがありますので、相手が理解できるかどうかを確認する必要があります。


こちらも翻訳アプリではできないであろう、その属性の付加情報を加味した内容に変更してくれてます。
所々そうなの?と首をかしげる箇所もありましたが、おもしろい結果です。
ただ、それらの変換の特徴が中国のものなのか、日本のものなのかは不明でした。
ほぼ同じ傾向だとは思いますが、ネットスラングで日本と中国で使われているものは違うので、その辺がどこまで反映されているのかはわかりません。
また、聞くたびに違う回答になっているのも、ユレなのかブレなのか、または学習結果なのか…ここも考慮する必要はありそうです。

個人的には中国語学習者なので、結果にピンインがついているのも高ポイントでした。


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