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衝撃のミスが発覚!法令違反は一発不合格か?

こんにちは、シカマルです。

2023年も12月に入り、街ではクリスマスムード一色になってきましたね。


クリスマスは楽しみですが、同時に一級建築士の設計製図試験の結果発表が近づいてきた、というのも思い知らされます。

僕も設計製図試験も受験した年のクリスマスは不安感を通り越して絶望感が漂っていました。

試験直後より合格発表が近づくにつれて絶望感が増すのはなんなんですかね、、、


筆者経歴

2020年(令和2年):学科試験通過→製図試験不合格(ランクⅣ)

2021年(令和3年):製図試験合格


合格した2021年でも資格学校では一発不合格と言われるレベルのやらかしがあったので不安感がピークに達していました。

そこで、今回は僕の試験でのやらかしを含めながら、合格発表をどんな気持ちで迎えたかを書いていこうと思います。


同じように試験結果が不安で、この時期どうしたらいいかわからないという方は、こんなミスをしても合格するんだと少し気持ちを楽にして頂けたらと思います!


1回目の設計製図試験|不合格という絶望感

2020年の1回目の時は、エスキスが苦手な状態で試験に臨んでしまい、今思えば散々なプランを作っていました。

それでも作図は完了していたので試験直後は謎の自信があったのですが、合格発表までの間にいろいろな話を聞くうちにその自信は失われていきました。


12月にもなると、絶対不合格だという気持ちになっているのに最初に自信があったせいで、職場の人や周りの友人たちは期待をしているという、悲惨な状態になっていました、、、

結果としてやはりランクⅣ。不合格も不合格。一番下のランクでした。


その年はクリスマス当日に結果発表だったこともあり、当時の彼女、現在の妻とのデートは最悪の気分でのご飯でした。

さらに会社の人と飲んだ時には悪酔いして、年末の寒空にコートもマフラーもせずオートロックから締め出される始末。


多くの人が1回で受かるような試験ではない、と頭で分かっていてもこんなに辛いのかと自分でも驚いたのを覚えています。

2回目の設計製図試験|斜線規制の大失態

2回目の2021年は昨年の反省を活かし、3月から資格学校に通い、7月の課題発表までの間に徹底的にエスキスを練習しました。

その結果、資格学校の課題でもほぼ解答例通りのエスキスができるようになった状態で試験当日を迎えることができました。


試験中も落ち着いて解くことができ、これなら今年はいけるかもしれない!と思って試験を終えましたが、家に帰宅してから油断した罰が発覚します。


設計製図試験でよく言われる一発不合格の項目、それもその年に重要視された斜線規制の計算を間違えていることがを発見してしまったのです。


改めて計算してみると、計算上はピッタリ斜線規制のラインに通り芯が通っている。

一瞬安心しかけましたが、通り芯でピッタリだったので、実際は壁圧分外に出ていることを含めるとガッツリ斜線規制に当たっているのです。


これを家に帰って発見した時には全身の力が抜けて数時間リビング床に突っ伏して動けなくなりました。

あれだけ毎日毎日勉強して、昨年苦手だったエスキスも克服したのに、法規制の一発不合格と言われている項目で落ちる、またランクⅣかと絶望感に満たされました。

しかも資格学校での課題では引っかかったことが無い部分だったのがまたショックです。


通っていた資格学校にエスキス結果を送った時にも、その指摘が入り残念な可能性が高いと言われていたので12月の結果発表はこの世の終わりのような状態で迎えました。

なんなら忘れたかったので、その日の午前中ほど仕事に集中していた時はなかったと思います。


さすがに会社にも報告しないといけないので、結果発表を見ることを決意するのが午後になってから。

嫌な気持ちのまま結果を見ると、自分の番号がある。落ちるのが嫌すぎてついに幻覚まで見るようになったかと、合格の喜びより自分のことを疑うのが先でした。


一発不合格の項目なんて試験元が名言している採点基準じゃないものは、やはり信用度としては低いんだなと改めて実感できますね!

【結論】資格学校でダメと言われてもまだ逆転の可能性はある!

どんなに自分や資格学校の先生から、これをやったらダメだと言われていても、12月に蓋を開けてみたら合格していた!という方は他にも話を聞いたことがあるので、同じように今不安でもまだ諦めるのは早いです!

僕のように一発不合格の建築基準法に違反していても、合格する可能性は0ではありません。


すでに資格学校からランクⅣになる一発不合格のミスがあると言われていても、結果はまだわからないので発表まで後少し絶望せずに待ってみましょう!

最後に逆転合格を決めて、一発不合格と言っていた人たちを見返すのはあなたかもしれません。

それではまた。

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