月の裏側ってどうなってるの?
前回は月の模様が同じに見える理由を知った。では裏側はどうなってるのか。調べてみよう
前回の記事👇
月の裏側ってどういう模様なのか。世界のNASAさまが捉えてくれてた。こんなになってるんだ~けっこうボコボコしてるね・・・クレーターだらけだ。裏側、つまり地球からみたらより外側だから、隕石とかがぶつかりやすいのかな?NASAの月探査機は『GRAIL(Gravity Recovery and Interior Laboratory),グレイル』って言うらしい。
裏側だけなんでこんなにはっきりとクレーターがあるのか。そもそも「クレーター」って?クレーターについてあらためて調べてみようではないか。
クレーターとは・・・シンプルに言うと、隕石が衝突してできた穴。隕石の大きさや質量、スピードで大きさが変わる。隕石じゃなくて小惑星とか彗星でも同じらしいけど、大体隕石ってことで合ってると思う。
調べてみると月の裏側にクレーターが多いのはちゃんとした理由があるそうな。月は重心が地球側にズレているという話を前回ちょっとだけ触れたけど、重心が地球側にズレてる=重い物質が地球側に集まってるってこと。地球側(表側)には鉄などの重い物質が火星側(裏側)にはカルシウムなどの軽い物質が分布しているらしい。鉄とカルシウムどっちが衝撃に強そう?同じ厚さ鉄板のほうが硬そうだから鉄の地殻のほうが隕石の衝突に耐えられそうだよね、するとクレーターもそれほどできないってことね。それで表にはクレーターが少ない。なるほど。
月の表側に見える色の濃い暗い部分は"海"って言われてて、黒っぽい玄武岩でできた硬い地盤だからクレーターも少なくてスペースシャトルの着陸にしばしば使われたんだよね。反対に月の明るい部分は"高地"っていうクレーターが多い部分でそこは着陸には向かない。表側には海が30%くらいあるけど、裏側には海はたった2%しかない。要するに裏は高地ばっかりなんだね。月全体で見ても高地が多いね。表面が玄武岩だらけだったら月はあんなに白く光ってなかったかもしれないと思うと、なんとも神秘的な存在だなぁと思う。
あと、これまで月の裏側にスペースシャトルが着陸したことは一度もない。月が邪魔になって地球との電波通信が取れなくなってしまうんだそう。電波通信ができないからパイロットが自力で着陸地点を決めなければならない。それはリスクが大きすぎる。でも探査機ですら月の裏側には着陸していなかったのを変えたのが中国の嫦娥4号、中継の通信衛星を介して通信がとれるそうな。すげーーー!
月の裏側について簡潔に分かりやすく説明してくれたページが合ったのでいつでも見られるように貼っておこう。
次の問いリスト
今回、月の裏側について調べることで色んな疑問がまたまた出てきてしまった。しばらくは月の疑問リストで楽しめそう。リストアップしておこうではないか。
・月のクレーターの命名の由来
・アポロ計画ってなんだったの?なぜ有人で行かなくなった?
・月の海と命名の由来
・月の探査機ってどれくらい稼働してて、何をしらべてるの?
・月の水と生命
この中から一つピックアップして明日は調べてみようと思う。
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