USCPA 一発合格のためのサブノート REG#19 ~Secured transaction~

※下記は理解を促す内容ではなく、直前期の振り返りや暗記用の内容です。

Propertyの種類

• Tangible（有形）

  • Personal（動産）
    └ Goods

  • Real（不動産）
    └ Land、Building
    └ Fixture（不動産に付随する設備）ex)エアコン

• Intangible（無形）

  • Personal（動産）
    └ Negotiable instruments（小切手）
    └ stock
    └ copyright, patent

  • Real（不動産）
    └ Lease
    └ Easement（地役権）

Secured Transaction（動産担保取引）

担保権を成立させるには、secure agreement（合意）が必要
担保権者をserured partyという
担保権が設定される財産を、collateralという

主な担保財産

• mortgage（譲渡抵当）
  債務不履行時にこれを売って支払う。debtorが占有

• pledge, lien（質、留置権）
  債務不履行時にこれを売って支払う。creditorが占有

その他の担保財産

• after-acquired property（事後取得財産）
  Goods事態を担保にはしづらいときに、それを売って得たARやCashを担保にすること
  ex)manufacturerがretailerに、商品ではなく、商品を売って受け取るARを担保にして、お金を借りる

• future advances（将来貸付）
  将来お金を借りるために、予め信用枠を得ておくこと

Attachment（担保権の設定）

担保権を強制できるようにするには、以下の要件が必要

• agreement（合意）
  collateralについての説明と
  authenticated by the debtor（債務者の承諾）が必要
  ↑原則サインが必要。債権者が保有or管理している場合はサイン不要

• given a value
  債権者が債務者にお金を貸していること

• debtor has a right
  債務者がcollateralの所有権を持っていること

Perfection（担保の完全化）

自分の担保権が第三者より優先されるには、perfectionする必要がある
attachmentはsecured partyとdebtorの間で取り交わされるが、
perfectionはthird partyに証明をしてもらうイメージ

Perfectionの成立要件

以下のいずれかの要件+Attachmentがされると、成立する

• filing a financing statement（融資報告書の登録）
  debtor/secured partyの情報、collateralの説明が記載される
  5年ごとに有効期限を延長可能（実質永久）
  constructive noticeの効果がある

• possesion of the collateral
  collateralをpledgeなどで債権者の手元に置いておく

• purchase money security interest;PMSI
  consumer goods（販売する商品自体）を担保にする場合
  attachmentと同時に自動でperfection（Automatic Perfection）される
  この担保権をpurchase money security interest;PMSIという
  ※costructive noticeのためにfilingするとより強固になる

• control of the collateral
  銀行が預金を、証券会社が株券を担保にする場合など

secured partyの優先順位

secured partyが複数いる場合は、下記のルールで優先順位が決まる

• 二人ともPerfectionしていない場合
  先にAttachmentしている方が優先

• 片方がPerfectionしている場合
  Perfecitonしている方が優先

• 二人ともPerfectionしている場合
  先にfileしている方が優先
  ex)1/1 Aがcontractとfile、1/2 Bがcontractとgive valeとfile、
       1/3 Aがgive valueの場合、
  　  Bの方が先にAttachmentとPerfetionしているが、
  　  Aの方が先にfileしているので、Aが優先される

• purchase money security interest in non-inventory goodsの場合
  collateralを引き渡してから20日以内なら、引き渡し時まで遡って
  Perfectionできる
  ↑Perfectionを他の人がやっていても、後出しで優先される

Collateralが第三者に売られた場合

以下の場合以外は、
売られた後も担保権は存続するので、secured partyが優先される

• buyer in ordinary course of business（通常の商行為の場合）
  merchantから通常営業で購入していたら、購入者が優先される
  ↑そもそも通常販売する商品を担保にすることがイマイチだから

• automatic perfectionの場合
  担保がついていると知らなかった（bona fide）なら購入者が優先
  ※fileしていたら、secured partyが優先

Defaultした場合

1. debtor がcollateralを取り戻す権利（redemption）を失い、
   secured partyが、foreclosure（redemption喪失の手続き）を行う

2. collateralを売ったお金は、優先度の高いsecured partyから返済される
   全額返済されなかったsecured partyは、deficiency judgementを受けて
   追加の取り立てができる

3. consumer goodsをcollateralにしているケースで、60%以上返済していたら、secured partyはこの商品を90日以内に売却しなければいけない
   ↑60%返しているので、商品を売ったおつりでdebtorが助かる可能性が高いから