見出し画像

上半期の終わりとエアコン

エアコンの風があまり好きではない。正確にはエアコンをつけっぱなしにしたまま寝るのが好きではない、喉が乾燥するからだ。別にアーティストや声優のように喉を使う仕事をしているわけでもないが、苦手なものは苦手だ。扇風機の「ふわり風」で蒸し暑い夜を乗り切ろうとする。月なんか見ている余裕もない。なので、朝起きた時に半脱水状態でふらふらで起きて水を求めることがある。ゾンビが人間の血を求めるのと同じだ。ただ、1年の中に「もう今夜は熱帯夜of熱帯夜!エアコンがないと干からびてしまうわ!」という日が、8月頃に何回かある。その日だけはさすがに付けるようにして、どうにか命を繋ぎ止めている。逆に寒い1月2月なんかも、足元の小さい電子ストーブだけで暖房をつけずに乗り切っている。去年は暖房を付けない代わりに綿入りの半纏を購入してあたたかい(?)冬を乗り切った。

さて、今日は上半期終わりだがどうも室温が高く33度、湿度は前日の雨でむんむんの最悪の金曜日だ。エアコン嫌いの私が朝10時の段階で「よし、エアコンをつけよう」と決断した。空から牡丹餅でも落ちてきそうだ。湿っているのにわざわざ今日に限って洗濯を部屋干ししたのも悪手だった。除湿機能を発明した人と、今年も上半期まで元気に過ごせた自分に感謝したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?