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命名「グッとこらえケーション」
質問です! 会話でこんな瞬間はありませんか?
相手「◯◯なことでちょっと困っているんですよね。というのもわた・・」
自分「それはですね、、」
走っている相手の言葉に、自分の言葉をスポっと被せてしまう瞬間。割とやりがちではないかと思います。
昨今はビデオ通話をする機会も増えましたが、対面より相手の抑揚を感じ取りづらいビデオ通話では、特に発生しやすい現象でもあります。
なんでこんなことを話題にしたのかというと、、自分自身がやりがちだったからです(苦笑)。なので今は“被せたくなる”気持ちが現れるたび、意識的にストッパーをかけています。
なぜか?
これも理由は単純で、相手が話し終えないうちに言葉を被せてしまうということは、
ちゃんと聞いていない
と受け取られかねないから。
被せるということは、相手が話をしている最中に返答を考えているということです。相手は聞いてほしいわけなのに、聞く50%で考える50%だったら、「コイツちゃんと聞いてないじゃん」と思われても仕方ないわけです。
相手「◯◯なことでちょっと困っ・・」
自分「それはですね、、」
だと、ほぼ相手の話を聞いていません(汗)。聞く5%くらいですね。
そんなに急いでどこに行く…。
それよりも、相手が話し終えたあとに少し間があったとしても、100%聞いてから100%考えるほうが相手への心象が変わります。(もちろん、パフォーマンスだけじゃなくちゃんと聞いてちゃんと考えてくださいね)
自分が答えられることを話すのは、人間にとって快感なわけです。だから感情に任せていると、ついつい相手のことを考えずに言葉が飛び出してしまいがちなのですが…それをグッとこらえる。
頭の中に交通整理のおじさんを思い浮かべてもいいと思います。アホらしく見えるかもしれませんが本当に止まります(笑)。
これをやると、話し始めは会話がルーズになりがちなのですが、だんだんテンポよく相手が話してくれるようになります。
さらにコツなのですが、相手の話に対してなるべく短い言葉で返すと、なんと長く話してくれたりします。「それってどういうことですか?」くらい端的に返すほど、答える相手もちゃんと考えて頭を整理するから。
ここでも、あふれ出るほど話したい気持ちをグッとこらえます。
総括すると、自分のしゃべるウェイトが高いほど相手のウェイトが低くなります。自分の言葉の量と相手の言葉の量は反比例する、と憶えておくといいと思います。
まァ、難しいんですけどね(汗)。でも注意して会話に取り組むと、相手の本音を探りやすかったりするので大事なことです。
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■発信者・大鹿のプロフィール
起業家さんや経営者さんの『才能を100%引き出すこと』『才能を発揮できるあり方を見つけること』が活動理念です。
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