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SNS上の机上の空論に要注意!

先日、こんなTwitterのつぶやきを見ました。

「お店の人。毎日営業時間だけのつぶやきなんて誰も見ていません。営業時間やメニューはHPにまとめておいてもらえたほうが見返しやすいです」

これはどういう内容かというと、事業者向けにSNSの運営方法について発信している(つもり)の人がつぶやいた内容です。存じている方だっただけに非常に残念に感じました。

いや、いつからいつまでお店が開いているか発信するのも大事だろう?

何を参照したのかは知りませんが、お店の人だって忙しい合間に「今日開いている時間」だけでも伝えようと発信したはずです。

なぜなら、いつ開いているか分からないお店に入ろうとなんて思わないから。

毎朝つぶやきで営業時間も住所も知らせてくれたら、「あ、あそこにあっていついつまで開いているのね。行ってみようかな」というきっかけになります。ものを買う人の消費行動をイメージしてみたら。

たぶん、件のつぶやきをお店を経営されている方が見たら憤ると思う。

おそらく、この「お店の人」に向かって物申した方は、お店を経営まではいかないまでも、働いたりバイトをしたりといった経験がないのだと思います。

ほかの繁盛しているお店のアカウントを見て「営業時間だけのつぶやきなんて誰も見ていない」と分析したのか、根拠なくそう感じただけなのかは分かりません。

SNSはウソにまみれている…とまでは言いません。僕も活用していますし、ずっとチェックさせていただいている方もいます。

しかし、「なんでも言えてしまう」からこそ言葉に責任を持たない人が多いのも事実です。正直、なんでもかんでも鵜呑みにしていたら振り回されるだけです。

机上の空論は誰にでも言えます。

本で読んだことをそのまま語ることもできるし、SNSでほかの誰かが発した内容をさも自分のもののように発信することもできる。

リテラシーがない状態では、受け手もその情報が裏付けされたものなのかどうか分かりません。なまじ、受け売りは言葉が整っているから真実味があるように見えるんです。

でも、自分で経験していない・実践もしていない人の言葉ってどうなんでしょう??

真実味(風)はあるかもしれないけれど、事実から発した言葉ではないですよね。そんな無責任な言葉がSNSにはあふれています。

信じられる情報を発信している人は、信じてもらうための情報を提供しています。たとえばこれは目的によって変わりますが、顔出しするのもそう。(顔出しが絶対的な正解、というわけではありません。あくまでに目的に応じて)

SNSをチェックする側も、一歩立ち止まって「この情報は信用に足るものなのか?」と疑ったり、何もかも言葉のまま鵜呑みにしないことが大切だと思います。

選ぶのは僕たち。誰でもなんでも言えてしまう社会には御用心です!


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