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なんちゃってコンサルに気をつけよう。

目立つ結果を出すと、必ず近寄ってくる人間がいる。なんちゃってコンサルに気をつけよう、という実話。

先日よりクライアントさんになってくれた方から聞いたことです。その方はいわゆる「起業コンペ」にたびたび出場しており、グランプリを獲得するなど華々しい実績を残されています。

そうすると負の側面というべきか、メディアに取り上げられる機会も増えるために衆目を集めやすくなり、

「これからビジネスをやっていくならコンサルしましょうか?」

という人間が、何人もアプローチしてきたそう。しかしその“コンサルタント”たちの素性を調べると、なんの実績も経歴も素性が分かるものもない人間ばかりだったそうです。

なんちゃってコンサルタントとでもいいましょうか。「ちょっとできそうだから、コンサルになってみた」コンサル起業型コンサルだったわけです。

この話をSNSで発信すると、ある実力のあるコンサルタントの方が

「本物のコンサルタントはコンサルしましょうか? なんて言いませんよね」

とリアクションをしてくださいました。うん、確かに。

困っている人の受け皿になるのがコンサルタントではあるけれど、困りごとも分からないまま「コンサルしましょうか?」は変な話ですね。

で。このクライアントさんに(一度サラッとお会いしたことがあったことがあります)、

「じゃあ、どうして僕のもとに相談を寄せてくださったんですか?」

とお聞きすると、

  • 自分の活動をちゃんと発信している

  • 自分の考えをちゃんと発信している

ことが理由だったそうです。このnoteのおかげ、というのも多分にありますね。

何も輝かしい実績を見て、というわけではないと思います。まだまだ輝かしくなどないですし(苦笑)。

クライアントさんの悩みは「コンペなどで注目を集めることはあっても、事業として成り立たせるにはどうすればいいのか分からない」というものでした。

おそらく、そんな言葉にできない悩みを察して、なんちゃってコンサルたちは距離を詰めて来たのでしょう。しかし、事業の実経験を持たない人が「事業として成り立たせる」悩みの解決を、果たしてできるでしょうか。

それが原因で、クライアントさんはコンサル不信になってしまったそうです。もっともですね。注意深くもなります。

コンサルタントというのは資格が必要ありませんし、その根本は「人の悩み解決」なので「小さくても解決できること」があれば誰にでもなれます。だからこそ、信憑性を築いていくのが必須の作業になります。

幸い、今はネットが発達した便利な時代です。自分の活動・考えを世の中に発信することができます。もちろん、ウソをついたり机上の空論を振りかざしたりしてはいけないですけどね(汗)。

コンサルタントって、ただでさえ怪しいイメージを持たれているので…(なんちゃってコンサルの功罪ですね)大事なのはネットとリアルのかけ合わせ、だと思います。

自分がやった仕事をネットで発信する。活動の履歴、写真・動画などなど、信じざるを得ないものを残せるか。たとえ経験が乏しくても、実践にもとづく圧倒的な情報発信ができているか。選ぶ側ならそれをチェックするべきでしょう。

簡単にいうと、繰り返しですが信憑性、「信じられる材料」があるかどうかですね。

なんちゃってコンサルほど、そういった地道な活動をしません。仕事の獲得を優先に動きます。それも大事なんだけど、「信じられる材料」がないままに行動しても悪印象が強まるだけです。

誰もがなんらかの悩み解決に貢献できる、1億総コンサルタント時代といってもいい世の中です。だからこそ玉石混交でもあるわけなので、頼れる人間を選ぶときは慎重に。


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