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私とメンターとの自然体な関係

さぁ、今日はどんな価値を創ろうか。

こんにちは、大鹿です。
noteを開いていただき感謝です。


メンター、と呼べる人はいますか?


悩んだとき、困難にぶち当たったとき、心の支えになるような人。その背中をずっと追っていきたいと思えるような人。


こんな話題を持ち出すくらいですから私にもいます。幸運なことに、現在はご一緒に仕事もしていて。


独立したばかりの頃、メモ帳に

「自分のステージを上げてメンターと一緒に仕事ができるようになる」

と目標を殴り書きしたことを覚えています。夢が叶った!


少し前に、“なぜこの人がメンターでよかったのか?”という理由を分析してみたんです。


手取り足取り、懇切丁寧に物事を教わっているわけじゃない。分からないことがあったらお聞きできるし、私が必要なとき必要な情報をスッと差し出してくれる。そんな関係。


これを私から見て自然体のリーダーシップと勝手に名付けました。


『ビジョナリーカンパニーZERO』というビジネスの名著では、事あるごとに著者ジム・コリンズ氏と師ビル・ラジアー氏の素敵なメンタリング関係が描かれています。


指導ではなく、大事な局面でさらりと示唆(=考えるヒント)を与えてくれる。そんな誰もが理想の1つとする自然体な結びつき。

手前みそですが私とメンターとの関係は結構、この距離感に近いと感じています。


一方で私の周りを見渡してみると、自然体の距離感では物足りず、依存に近いような関係性を望む人も多いです。


「ピンチに直面すると“しまい”をしてくれる」
「この人が自分を今いる場所から引き上げてくれる」

そのことに安心しきって、必要以上に自分を大きく見せ、肩で風を切って歩いているような人がいます。


そりゃあ違うんじゃないかなぁ??

自分の実力とメンターの実力・実績はあくまで別物です。組織の中にも必ず1人くらい、こういうゴマすり系社員がいますよね。


意思決定するのも行動するのも結局は自分。何より、自らに責任を持てない人間が他人に責任を持って関わることはできないと思います。


自然体くらいの距離感を保たないと回り回って自分が困る。自分が試されるような場面で本当の底力を発揮できない。

少なくとも私なら、自分で自分が恥ずかしくなります。


メンターというと自分をパワフルに引っ張ってくれる指導者、みたいなイメージを抱きがち。だけどそれはどちらかというと上司・先輩に近い関係で、メンタリング関係とは違うと思う。


むしろプラグイン的に、必要なとき必要な力を分け与えてくれる人、くらいに考えておいたほうが自分で自分に責任を持ち続けられます。


私のストーリーの主役は私なのだから。


あなたとメンターとの関係はいかがでしょう?


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