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【注意】知っていると話しすぎてしまう?

僕もついついやりがちなので反省点なのですが、人間って知識・経験が豊富なほど、相手の言葉に対して「自分の言葉」を語ってしまいがちです。

たとえば、、

「仕事でミスばかりしてしまうんだけど…」
「ひと呼吸置いて見直ししないからだよ」

一見正論に思えるけれど、相手はミスをしてしまうほど追い込まれたメンタルを、ラクにする方法を知りたいのかもしれない。

自分の経験から教訓を語る、といえば聞こえはいいです。しかし、大事なことがすっぽ抜けている可能性があります。

それは、相手を理解すること。

理解って深淵ですね。決して世の中的な正解を伝えること=理解となるわけじゃない。むしろ、繰り返しますが知識・経験が豊富なほど理解から遠のいてしまうことがあります。

△ 話している事実に反応する(何をいったか)
◎ 抱えている感情にフォーカスする(どう感じているか)

まず「聞く」に徹することが大事だと思います。

多くの人間にとって、自分の言葉を話すことは快感です。要はそれも自分のことを理解してほしいという感情の現れで。

でも、悩みを抱えている人が、話し手の感情ばかりぶつけられたらたまったものじゃありません。

話したい気持ちをグッとこらえて、「それはどういう感情から発せられている言葉なのか?」を聞いて考えること。ちゃんと考えている素振りを見せれば、返答に多少、時間がかかるのはいいことだと思います。

むしろすぐ返答すると、、

相手がしゃべっている最中から答えを用意していた、つまり「ちゃんと聞いていなかった」というコミュニケーションのズレを与えかねません。

『7つの習慣』には会話の要諦として、「聞いた相手の言葉を繰り返す」というものがあります。

「仕事が嫌なんだ」に対して、

「甘いこといってんじゃねー!」と返答するのではなく、
「仕事が嫌なんだね」と繰り返す。

この1ステップを挟むだけでも、コミュニケーションに「グッとこらえる仕組み」を作ることができます。

『7つの習慣』にはほかにもいろいろな会話のコツが書いてあるのですが、これが一番初歩かつ大事なポイントだと思いました。

口は災いの元とはよくいったもの。話すぎることが仇になることもあります。

矛盾するように聞こえるかもしれませんが、話しすぎないように自制することもコミュニケーションでは大切です。

僕の無料相談では、聞く9割を意識しています。だいたいそれで6〜7割くらいに落ち着く感じです(笑)


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