仕事と音楽の素敵な関係。
僕にとって東京という街は歌です。
先日も久々に東京に行ったのですが、あの街の景色を見るとあるロックバンドの音楽を思い出します。住んでいた頃はそんなことなかったのに、もう離れたからかな。
サニーデイ・サービス。知らない人も多いと思いますが、1990年代に活躍したロックバンドです。僕が社会人になる以前、上京する数年前から聴いていました。
フロントマンの曽我部恵一さんは同郷・香川県出身の方。曽我部さんが歌で東京への想いを口ずさむたび、東京という街を僕も思い出します。あまり使わない言葉ですが…センチメンタルになるのです(笑)。
さてこのように、五感を刺激するものという性質上、感情と音楽、あるいは記憶と音楽は深く結びついているものです。
仕事の最中に歌詞のある音楽を聴くのは(少なくとも僕は)気が散るのでオススメしませんが、仕事に取りかかる前や隙間時間に音楽を注入するのはアリだと思います。
若い頃、自分を奮い立たせてくれた曲を聴けば、やる気が出ます。落ち込んだとき聴いていた曲を聴けば、心が癒されます。
僕は頭がカラッポになるほど疲れたときはB’zが聴きたくなります。受験勉強をしていた高校生活3年間をB’zだけ聴いて過ごしたからかもしれません(笑)。
あなたにもそんな、記憶と結びついた音楽はありますか?
文章を書いていてよく思うのですが、この作業は本当に書いているときの感情やテンションが成果物の質を左右します。デザイナーさんなどもそうなのかな。
気が焦っているときにいいパフォーマンスを上げられるほど、僕は割り切れるタイプではありません。
だから成果の上がりやすい環境をつくり出すことも大事です。書ける場所に行くのもいいし、感情を整えるために音楽を聴くのもアリですね。
仕事は仕事、音楽はプライベートなもの、と切り分ける必要はないと僕は思っています。1つのパフォーマンスアップツールとして活用する。(こういうと本当に“道具”みたいに感じてイヤという人もいるかもしれませんが)
もしかしたら、こういう作業をするにはこういう曲がマッチして、また別の作業にはこういう曲が合う、といった適正もあるのかも。
会社員時代、徹夜せざるを得ないときは深夜に比較的単純作業を残して爆音のブリティッシュロックを聴いていました(笑)。もしかしたら今もそれを聴けば単純作業がはかどるのかなあ。
ただし、少なくともお仕事中は音楽を聴くことが目的ではないので聴きすぎには注意です。
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