感情が「快」に触れるポイントは人それぞれで。
年末なので「目標」のお話をしたいと思います。明確な目標を立てても行動できないとき、どうすればいいか? というテーマです。
結果! 結果! 結果!
目標を立てるうえで、結果に貪欲になることは、確かに至上命題です。しかし、それが「感情的に」手にしたいものかどうか? というと実は違う場合があります。
たとえば、プラモデルは「組み立てて飾ってなんぼ」という人もいれば、「組み立てる作業そのものに楽しみを覚える」という人もいます。ガチャポンのおもちゃが欲しい人もいれば、実は「ガラガラッ」と回すアクションに快感を覚える人もいます。
世界中がサッカーW杯に熱くなるなか、いっさいTVやニュースに見向きもせず、大好きな本を読んでいる人もいるでしょう。
感情的に「やりたくて仕方がない」と思えるものは人それぞれだし、
結果に「快」を覚えるか?
プロセスに「快」を覚えるか?
もまたケースバイケースであるわけです。人間は感情の生き物ですから、いっさいワクワクしない目標に向かって突き進むのはハードルが高い。高すぎる。
目標を立てることは大切だけれど、「立てて達成する」というステレオタイプばかりが取り沙汰されて、行為そのものが目的になっている感が否めません。
しかし、周りがいう通りやってみてはいるけれど、長期目標なんて立てられない、気乗りしない、というときもあると思います。それは感情に触れていないから。
「快」を覚えるポイントを、もっと自分で認めた方がいいと思います。そして目標に対して、自分の「快」ポイントをどれだけ込めることができるか。
そうすれば、「やらなければいけない」が感情的に「やりたくて仕方がない」に変わっていきます。
だんだん小難しい話になってきましたが、たとえば誰か意中の人と付き合いたいとき。目標は立てるだろうけど、「どこに出かけるか?」とか「食事はどうするか?」というプロセスが楽しかったりするものですよね?
逆に、いかにも事務的で形だけの目標を立てても、楽しくないし、結果的に相手に平凡な印象を与えてしまってフラれると思いますww。
僕は手を動かす時間は正直あまり好きではないのですが(笑)、考えている時間は好きです。アイデアを出したり、それをマインドマップにまとめたりする時間が。
まだ自分で何もかもしなければいけないフェースだけれど、何かに取り組むとき、考える時間が7〜8割で好きじゃないことはどんどん人に任せていけたら、どれほど幸せか。
面倒くさがり屋なだけかもしれませんけどね。
結果が「どうしても得たい」と感情的に思えるものであれば、問題なく行動できる目標だと思います。しかし、そうでないとき、
目標のなかのどのプロセスが自分の「快」に触れるのか?
なければ作ることはできないか?
から考えてみてはいかがでしょう。
いやいやそもそも自分の「快」ポイントってどこだろう? という人は認識することが大事です。遠慮なく、僕を使ってください。無料相談やってます。
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