誰かと協業したいときに実行すべき2つのこと。
専門用語ではJV(ジョイント・ベンチャー)と呼ばれますが、もっと分かりやすく、
「誰かと協業したい」
ときに取るといい方法をお伝えします。それではさっそく結論から!
面倒なことは先に引き受けてあげる
相手が断れない提案をする
これらはどちらかというとテクニック的な部分。前提条件として信頼関係があること、そして、お互いがお互いの足りない部分を埋めるという意思統一が必要です。
すると結果的に、「この人と一緒に仕事をすると面白そう!」という感情が沸き起こると思います。
逆に、自分には“旨み”があるけれど相手にはさほどない…となると成立は難しい印象。50:50を超えて相手が51以上のものを得られていると感じられたら、感情が動きやすくなるのではないかな、と。
そう、そんな50を51以上に引き上げるために行うのが、冒頭でお伝えした2つのこと。ポイントは、自分より先にメリットを感じてもらえる行動を取ることです。
■面倒なことは先に引き受けてあげる
自分1人で事業を始めるときでさえ、コンセプトを決めたり行動計画を立てたり営業計画を立てたりと、細かな作業が発生しますよね。
協業をするならここに「意思統一」というステップや「どっちが何をするのか?」という決め事が生まれて、よりやるべきことが増えるはずです。
あなたから協業をお願いする場合(この記事はその前提です)、極力そのような面倒な作業は引き受けてあげましょう。そもそも本業の傍らで別のことに取り組むわけだから、相手に「わずらわしいな」と思われたらアウト。
誰しも、“旨み”以上に面倒を回避したいという気持ちの方が強いですから。
もちろん取り組み始めてからも面倒ごとは生まれると思いますが、その頃にはもっと信頼関係が深まっていると思います。
■相手が断れない提案をする
これは僕もまだやったことがないし、よりテクニック的なことですが。
たとえばランニングにかかるコスト(協業の初期費用)を自分が多く負担する。最初に得られる利益を相手の方に多く渡す、ないしすべて相手に渡すなどの取り決めをする、といったことです。
セミナーを共催するなら、自分が率先して集客をするよう先に宣言してしまう、などもそう。
先にお伝えした「面倒ごと」が、金銭的・時間的・労力的な負担を負う形に変わったイメージでしょうか。「だったら一緒にやってみていいかな」と、思ってもらえるかどうか。
繰り返しますが、相手にどれだけメリットを感じてもらえるか? が大切です。
よく、相手にこんなリソース(資源)がある、こんな人脈があるからと「乗っかろう」とする人がいます。でも、自分の身になってよく考えてみてください。
いくら一見、相手が良いものを持っていたとしても、一緒に取り組みをするにはいくつもの見えない障壁があるわけです。
それらがうやむやになったまま話を進められたら、不安だし怪訝になるし、「この人間は都合よく自分を利用しようとしているのかも?」と感じるはずです。それは誠意という曖昧な言葉ではなく具体的な行動に移すべきでしょう。
まずは自分から与えること! ですね。
僕自身もいくつか協業を進めている最中です。そもそも自分1人のリソースなんて限られていますし、化学反応を生み出して楽しく仕事ができればいいですね。
また、「協業の道を探っているけれど、具体的にどうすればいいのか分からない」とお悩みでしたら、お気軽に無料相談へお問い合わせください!
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