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チームラボをやめて㈱椎茸祭を起業してみた

こんにちは。はじめまして。

私の略歴を簡単に話しますと、2010年新卒でNTTコミュニケーションズに入社し、1年後に退職。
その後、インドでプログラマになりその後ベトナムへ行きます。
しかし、2013年に事業閉鎖となり帰国。
帰国して、プロジェクションやデジタルアートの会社、チームラボ株式会社へ入社し、2017年5月までシステムやデジタルアートなど担当しておりました。

そして、2017年11月22日、私が30歳のときにおだしメーカー㈱椎茸祭(しいたけまつり)を創業しました。

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どうして起業したのか?

実際のところ、大学に通っている頃からいつか起業しよう!と息巻いておりました。ただ当時の私は典型的な意識高い系学生、かつビビリだったので起業はせず、いつか起業しよう、いつか起業しようと思って10年ほど過ごしておりました。

一番の転機になったのは前職のチームラボでした。
そこで徹底的に仕事のいろはを学びました。
特にデジタルアートにおける、
・なぜそれをやるのか?
・世の中における価値とは?
といったことをじっくり考える機会を得ることができました。

そしてそれを自分なりの最大限で恩返す方法はおそらく、
このままの能力で偉そうにぶら下がることではなく、外の世界で学んだことを活かして世の中に還元すること
だと思い起業しました。

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どうして食品メーカーのスタートアップか?

1.食べものへの関心
自分の実家は和食の小料理屋でして、人並みには、食べものには興味がありました。

2.なぜ儲かる(スキルを仕事にできる)IT業ではないのか?
そもそも自分は妄信が過ぎるのか自分が10億円もっていたとして選びたい選択肢かどうかを基準にしています。そのため、10億円ある気分で、確実な収入とかは考慮に入れずに考えました。

上記の「10億円持ってるという前提で考える」というのは、文化資本のハンディキャップを乗り越えるための私なりの妄想です。詳しくは内田樹先生の本をご参照くださいませ。

3.チームラボで学んだことを習慣に落とし込もうと考えたからです。
もちろんこれは自分が感じていた主観的なものですが、チームラボのアートは「他人と自分との境界を曖昧にする」「鑑賞者(他人)がいることでより綺麗なアートになる」といった、めちゃくちゃにポジティブなコンセプトを持つことが多々あります。

ただアートは日常とは異なる、ハレの属性のものです。
ですのでポジティブな影響を、ケの側面からアプローチできないかを考えました。人の習慣に作用するものとして食は可能性が充分にあるのではと思い、食のジャンルに落ち着きました。

チームラボにいた頃のあれこれ書いた採用スライド
チームラボでアートをつくる展示カタリストとは
チームラボ猪子さんのコンセプトの話も面白いので、興味のある方はぜひ
「人類を前に進めたい」

こうして習慣にアクセスするために食のジャンルを選び、2017年11月22日に株式会社椎茸祭は産声をあげることとなります。

そして2019年1月現在、まだ設立して1年ほどの赤ちゃん会社なのですが、いい人たちに囲まれて優しくいい会社に育ってほしいなと思っております。

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