再放送　ひとりそたぶ６１３　自動販売機（４回目）

ハーベストムーン
漫才/コーラを求めて

ユウ：コカコーラって美味しいよね。

アイ：確かにたまに無性に飲みたくなるよね。

ユウ：でも自動販売機であんまり売ってないんだよね。

アイ：コカコーラの自動販売機だったらどこにでもあるじゃん。駅の自販機にも売ってるし。

ユウ：それは逃げだよ、アイ。

アイ：別に逃げては無いでしょ。欲しければそこで買えば良いんだから。

ユウ：ペットボトルが一本１７０円だよ！？缶でも１４０円！！ボッタクリじゃん！！！

アイ：ビックリしたぁ……。確かに最近安い自動販売機が台頭してるから高く感じるかもだけどさ。

ユウ：そう！！安い自動販売機があるのだからそこで買えば良いじゃん！！節約！！！！！

アイ：節約って声を大にして言うならお家でお茶を水筒に入れれば良いのに。

ユウ：アイ、今アタシはお茶じゃなくてコカコーラを飲みたいって話をしてるんだよ？

アイ：さっきからユウちゃんの落ち着いた時の諭し方に説得力があるね。ごめんね。

ユウ：じゃあ本題に戻すよ。でもコカコーラを売ってる安い自販機ってあんまり見掛けないよね。

アイ：確かに駅の近くだとあんまり置いてないよね。住宅街に見掛ける感じ。

ユウ：真夏の灼熱地獄の時には、コカコーラを売ってる自販機を一日中探してたこともあったね。

アイ：危ない危ない危ない。水分を求めて水分が失われるパラドクスだよ。

ユウ：熱中症が怖いから途中途中でジュースを買って水分補給はしたよ？

アイ：何かイラッて来るね。そうまでして探さなくても良いじゃん。

ユウ：真夏の炎天下ではコカコーラがどうしても飲みたいじゃん。

アイ：前座扱いにされるジュースの気持ちになりなよ。

ユウ：でも色々ジュースを買ったから手持ちには小銭を使い果たし一万円札数十枚しか無くなって買えなくなったんだよね。

　　　だけどアタシはそれでもコカコーラを売ってる安い自販機を探し求めたんだ……！！！

アイ：諦めて帰りなよ。そんで一万円札数十枚ってさり気無く自慢しないの。

ユウ：仕方ないからドンキホーテで一本８０円のコカコーラを買ったよ。

アイ：安く済むなら自販機にこだわらなくて良かったじゃん！！！もういい加減にして。