ひとりそたぶ698 国語の教科書(3回目)
698回目は「国語の教科書」です。3回目です。
ではご覧下さい。
シーサイドサンセット
漫才/詩
レナ:国語の教科書に詩って載ってたじゃん。ボーナスステージ的な。
トキ:確かに文の量が少ないからちょっぴり楽だった感じはするけども!そういう捉え方はしなかったよ!
レナ:一番印象に残ってるのが高村光太郎の、
「あれがアタタタタタタタタタホアタァーっ山、あの光るのがあべしっ川」ね。
トキ:そんな北斗百裂拳が炸裂する詩じゃなかったよ!!「あれが安多多羅山、あの光るのが阿武隈川」でしょ!?
レナ:確かあの詩は時は世紀末、妻の智恵子と一緒に居た時に作ったらしいね。
トキ:今の話の流れだと光太郎がDVしている様にしか聞こえないんだけど!そもそも大正時代の詩だから全然世紀末じゃないし!
レナ:後は小学生の時の「おう なつだぜ おれは げんきだぜ」ってのも印象深かったよね。
トキ:あーあったね。かまきりに扮して詩を書いた作品だよね。
レナ:秋山竜次さんね。
トキ:「りゅうじ」繋がりで間違えるんじゃないよ!「かまきりりゅうじ」だよ!
レナ:でもロバートの秋山さんも色々なキャラクターになりきってインタビューを受けてたじゃん。
トキ:そういうのあったけども!!じゃなくて、かまきりりゅうじの作品を書いたのは工藤直子さん。女性の方だよ。
レナ:あーネナベの先駆者か。
トキ:それっぽいけど言い方がとっても失礼だよ!!詩の表現の方法なんだよ!
レナ:でも日本の詩は割と印象に残ってるけど、高校で習う漢詩は苦手だったね。
トキ:あーあったね。漢字だけでもげんなりするのに読む順番とかあるから確かにアタシも苦手だったなあ。
レナ:大体覚えてるのなんて合コンでやる五言絶句ゲーム位じゃん。
トキ:古今東西だよ!!響きは確かに似てるけど!ある程度知識がないとゲームが成立しなさそう!
レナ:「応 今 真 夏 也
故 我 元 気 也
余 近 寄 厳 禁
心 鎌 胸 熱 光」
トキ:それっぽく表現してるけど、さっきのかまきりりゅうじのヤツじゃん!!五言絶句に直したら相当無理があるんだけど!
レナ:「我 愛 你 先 刻
一 目 惚 恋 落
後 居 酒 屋 抜
直 休 憩 施 設」
トキ:ただ単に合コンから抜けてホテル行こうって誘ってるだけじゃん!!情緒が無さ過ぎるよ!!
レナ:アタタタタタタタタターっ!!あべしっ!!
トキ:いやケンシロウで断られてるーっ!!もうお仕舞いっ!!
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