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かなしみも少しくらいぼやけたらいいのにね。

今日も今日とてこんばんは。

ちょっとチャレンジとは違うnoteが続いたが、こちらにも戻ってきた。

前回のお題はこちら↓


文体を変えていたのでなんだかしっくり来ない……

そんな本日のお題は


最近泣いたこと


なんだか先日までのディズニーnoteに引きずられている感は否定できないが、ファンタジースプリングスでフローズンジャーニーに乗ったとき。が正確だと思う。



(以下、思ったより暗い話になったのでご注意)



というのも、熱狂的なアナ雪ファンではないが、アナの声優を務めていた神田沙也加さんのことが好きだったからだ。(以下さやかちゃんと呼ばせていただく)


熱烈にずっと推していたわけではないが、いわゆる帝劇系のグランドミュージカルを観るきっかけになったのは彼女だ。

もともといわゆる2.5次元系の舞台などは観ていたが、当時観ていた舞台の出演俳優とさやかちゃんが結婚したため彼女の活動も気になるようになった。まぁ離婚されたが…

気になるけど観ていない、そんな状況が長く続き、初めて舞台の彼女を観たのは2019年のキューティ・ブロンド。

その次は2021年のマイ・フェア・レディ。


そして、わたしが観た公演のおよそ1ヶ月後に彼女は急逝した。


もっと早くから観ておけばよかった、という気持ちと、最後の出演作を観られたことがせめてもの救いだ(わたしにとっての)という気持ちがあって。

いまでも不意に思い出してはぐるぐる考えることがある。

新エリアにアナ雪のアトラクションができると聞いて、率直に声はどうなるんだろう。と思った。

しかし蓋を開けてみれば音声の収録は5年ほど前だったという情報もあったし、実際に乗ってみたら本当に彼女の声がした。

その瞬間、あの船のなかでひとり、感動と悲しみの入り混じった涙を流していた。


彼女にも、あの完成したアトラクションに乗ってほしかった。

けれどもう、あたらしいアナの声も、歌も生まれることは無い。


続編の話があるようだが、きっと違う役者が声をあてるだろう。

きっとそれもすてきなアナになるはずだし、そうなってくれないと気持ちのいく先がなくて困る。

でもそれは、さやかちゃんのアナではない。


だいすきなはずのパークの中で、わたしにとってあの船はぽっかりと虚ろを隠し持っている。

初回ほどのいろんな意味での衝撃はもう無いだろうが、フローズンジャーニーに乗った日の帰り道にまた不意に思い出すんだろうなぁ、とおもう。


そしてこの曲を不定期に聴いては泣いている。

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