選択よりその後の行動
人生は選択の連続だ。
今日の仕事帰り、滅多に一緒にならない上司と退社時間が被った。
このまま一緒に帰るか、ありもしない用事を口実に別の駅に向かうか。
選択コマンドが出た。
私は別々に帰る方を選んだ。
もし、一緒に帰っていたら何か新しい展開があったかもしれない。
その可能性は選択の時点で条件には上がっていたけれど、それでも私は違う道を選んだ。
違う道を歩いていると、以前から寄ってみたかった店の前を通った。
せっかくこっちを選んだのだから何か「こちらを選んでよかった」と思えるものを付け足したくなり、いつもはスルーしていた店に飛び込んでみた。
結果、とても良い店で料理も美味しく、接客もよく、寄ってよかったと思えた。
お酒を飲んで気分が良くなったので、いつもは通過するだけの駅まで歩いてそこから電車に乗ることにした。
新しく見る街並み。
ここにこんな店があったのか、ああ、ここは以前SNSでみた店だ。
今度はここに来てみよう。
おもいがけない発見の連続だった。
ひとつ選択すると、選択しなかった方の未来は絶対に見ることはできない。
そっちのほうが良かったかもしれないが、それは誰にもわからない。
選んだ方を後悔しないように、良き未来にするようにする気持ちが大事だと思う。
そう思って行動した結果、満足度の高い時間を過ごすことができた。
選んだこと自体よりその後の行動にこそ意味があると思うよ。
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