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子どもの詩集を読んで


図書館本

こんにちは、こんばんは。詩帆です。
5月はいつもGWあたりが真夏日よりで、そのあと急に梅雨らしく雨が降ったり、肌寒い日があり気温差が激しいですよね。
子供たちは咳や鼻水が出て体調を崩しています。0歳8ヶ月になったばかりの下の子は、10日間熱がおさまらず、保育園をお休みしていて昨日やっと登園することができました。が、今度は3歳の上の子は免疫力の低下のせいか、全身に蕁麻疹ができて夜通し痒がり寝付けない日々、、、

そうこう言ううちにまた下の子が風邪をもらい、小児科に来ている6月です。

1ヶ月くらい誰かが体調崩している我が家。2日ほど私も熱が出ましたが、カロナール飲んで気合で治しました😅

心あたたまる詩集を読んで

さて、前回子供の詩集を借りてきましたので看病の合間に少しずつ読み進めてみました。
私は、1つの詩を読むとその言葉の背景を考えたり、詩の世界観をイメージするためにじっくりと時間をかけて味わうタイプです。

そのため詩集はサラサラと読み進めるものではなく、飛ばし読みでもいいからゆっくりとページをめくっていくものだと思っています。

大人が書いた詩には、いろいろと考えさせられる言葉が選び取られていて、なんとかそれを理解しよう!と思うこともあるのですが

今回図書館で借りたのは子供が書いた詩です。


まず痛感したのは、その言葉ひとつひとつのなんと純粋なこと!

ほんとに、ポロッと口からでてきたような素直な言葉たちばかりで読んでいてにんまりしっぱなしでした。

少し紹介します

『こころのねっこ』読売新聞生活部監修より

「なんようび」
ねぇ 
おかあさん
おかあさんの心はなんようび


「たいほ」
たいほされて
手じょうされた人は
背中がかゆいときどうするのかな
けいじさん 背中かいてください
とたのむのかな
やっぱり たいほされるようなことは
しないほうがいいね


息子の言葉もたからもの

今息子は3歳5ヶ月。
生活する上で様々なことを話すようになってきました。ちゃんと伝わることもあるけど、普段息子の言葉をよく聞いている親にしか分からないような表現もあります。

たとえば
YouTubeを見ていて広告が流れると
慌てて「ちっちった!ちっちったぁ〜!」と言い広告をスキップして欲しいとせがんでくるのです。

ちっちった、ってなに?って笑いながら家族ではもうYouTubeの広告はちっちったと変換して使用しています。


お月さまがふたーつ

少し前、まだベビーカーに毎日乗って保育園から帰ってきていた頃

夕方の空にお月さまを見つけた息子。
玄関を開けて荷物を入れたりこちらは忙しくしていると、ふとベビーカーに乗ったままの息子が
「おちゅきしゃま、ふたーつある!」
と何やら喜んでいました。

「お月さま2つもあるの?」と振り返り、息子の方を見てみると
ベビーカーの右側から顔を出してお月さまに指をさし、今度はベビーカーの左側から顔を出してお月さまに指をさしています。

なるほど、それで2つ見つかったのか☺️


子どもの見る世界は自由で、決まったものが1つもなくて、いつも新しいんだなとそのとき思いました。

バタバタと荷物を玄関へ運ぶ手を止め、
息子と同じ目線でベビーカーの隣に座り、2つのお月さまを眺めました。

子どもの詩集を読んで

毎日せわしなく過ぎていっているけれど
ひとつの作品になりそうな言葉や会話が家庭内にも溢れていそうだなと感じました。

こんなに尊くて素敵な時間を見逃してしまうのはもったいない!
普段から育児用の手帳をつけていますが、たからもののような日々の言葉を書き残していきたいなと思います。

このベビーカーと同じ目線で景色を見たときの気持ちを忘れずにこれからも子どもと接していきたいなと思いました。

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