高齢化の職場とは我が厨房のことである
私は老人ホームで働く栄養士です。
主に入居者の朝昼晩➕おやつと、約50名のデイサービスに昼食とおやつを提供しています。
正社員は栄養士のみ。
調理をしているのはパートだけで、正社員の調理師などはいません。
パートの最高年齢は83歳とガチリアルな高齢者ですが、めっちゃ元気だし耳も良いし、フットワーク軽いし意思疎通もバッチリできるし、仕事もできるし、すごい人ではありますが、83歳。いつ何があるかわからない年齢ではある。
あとは70代が5人、60代が4人、50代が4人。
40代の調理はおらず。
みなさん、年齢とともにカラダはガタつき、どこ痛いここ痛いと言いながら満身創痍で働いている人も多い。
でも古株パートの人はここの厨房が人手不足だからもう少し私ががんばらないと…といって勤めてくれている人も多い。
あとは、年金だけでは足りないから、生活費を稼ぐために働いてる人もいたりする。
まぁそんな感じでもうそろそろ限界きてるかも…と思っている。
提供時間に間に合わなさそうだと栄養士も現場に入るし、栄養士が入らないとシフトすらも立てれない状態である。
最近栄養士間で話している悩みは、このままの状態でいってしまうとうちの厨房は安定した運営ができず、安全でおいしい食事の提供はできない。
もしくはそれまでにスタッフが体調不良を理由に辞めてしまい急に回らなくなる可能性もある。
ということを、栄養士会議で話したがあまりわかってもらえなかった。
むしろ
「業務分担ができているのか?」とか「無駄がないかもう少し見直しては?」とか逆に責められるような印象だった。
私たち3人の栄養士が今後の運営が難しいと思う、言っているのだから、聞いて欲しかった。
暇で余裕があったら、こんな悩みなんて言わない。
こちらに余裕があるときは、お手伝いすることはありますか?って聞いてたと思うけどなー。
今後考えられる悩みと懸念点があるから言っているのに。そんなに疑わしいなら、うちの厨房で3ヶ月ほど働いて内情を見てくれよと思うけど、それが無理だから現状を言ってるんだが。
ひとまずは、厨房の課題点や今後の懸念点があるなら、経営会議で上げるので文書にして欲しいとのことなので、まとめるとする。
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