訪問着
嫁入り道具として、母が訪問着を作ってくれることになった。あらゆる色と柄の着物を前に、優柔不断な私は今日中には決められないかも… と思ったけど、3時間かけて、めでたく気に入るものが見つかった。いくつもいくつも試着させてもらい、ようやく決まったその着物は、当初予定していた色とは全く別物になった。着物は、布地として見るのと、実際に着てみたときの印象が全く違う。
できるだけたくさん、できるだけ長く着られるものを選びたいと思って選んだので、おばちゃん、おばあちゃんになっても着られるはず。初めての自分の着物で、初めての訪問着。年内には仕立て上がるらしいので、それに向けて髪を伸ばそう。来春には早速、従姉妹の結婚式もあるし、着るのがとても楽しみ。ハレの日に着るものだから、たくさん着る機会に恵まれますように。一生、大切にしようと思う。
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