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タコピーの原罪から大人が学んだこと

※ネタバレにあります、読んだ人向けの内容です
ジャンプ+で話題になり、本日全16話で完結したタコピーの原罪。
毎週毎週次の展開が読めなすぎて、最後の方は木曜の夜から金曜0時までドキドキしてました。ジャンプ電子版の鬼滅最終話の時のようにアクセス過多で読めないという人気ぶり。

最後どういう結末になるのかなと思っていましたが、ハッピーエンドとは言い切れない(しずかちゃん、まりなちゃんの家庭環境は変わっておらず、まりなちゃんの顔には傷が)けれど、二人が仲の良い友人、きっと親友になってて本当によかった。

結論「話し合うこと」がいかに大切なことかを教えてくれたんだなと。ハッピー道具でも解決しない、当事者同士なのか、関係者同士なのか、対話がとても重要だっていう。
当たり前なはずなのに大人になっても出来ていないようなことの大切さにハッと気付かされました。

ただそれはお互いが「話をする」「話を聞く」というスタンスじゃないと成り立たないのも事実で。
今回ラストでまりなちゃんがしずかちゃんと対話をしたからの結末だったなと思います。

日本人独特なのかはわからないけど、なんとなく直接的に何かを踏み込んで聞くとか(家庭環境とか特に)遠慮しがちなとこあるし、日常でも仕事でも慮り力、想像力をとても大事にしてる気がするけど、
やっぱり聞かないと、対話しないと、わからないことや解決しないことっていっぱいあるし、
そのためには仕事で例えると、みんながオープンマインドで聞いてもいいよ、質問してきてもOKみたいな雰囲気ってめっちゃ大事だなとも思ったなぁ。

私自身たぶん小さい頃の影響であんまり人に踏み込んで質問ができないタイプで(いわゆるなんで?なんで?期に親から何でばっかり言わないと言われてたことが影響してると分析w)
こんなことまで聞いたら嫌がられるかな、とか考えちゃって、正直全ての心を開いている友人はいないし、親友もいない。自分が開かないと相手も開かないものだなと大人になって思うよね。

今になってそこを180度変えることは難しいけど、大切な関係を築いていきたい人には自分からある程度、心を開く努力はしているつもりです笑

タコピーの話に戻ると…タコピーが15話で「何もしてあげられないのに、何かしようとしてごめん」的な発言があったんですが、個人的にはすごく刺さって。
いわゆる偽善者と言われたり、おせっかいと言われたりな行いにつながると思うんだけど、ここも結構ストレートに聞いちゃえばモヤモヤしないのかもなぁ。

そもそも「何かして欲しいことがあるのか」から聞く必要があるよね。ほっといて欲しいこともあるだろうし。
人間関係とかコミュニケーションって本当正解がなくて難しいなぁと思いつつ、たまに思い出すことがあって、
今日話した人、あった人、ひょっとしたらお互い最後なのかもなって思うと、優しくなれるなぁと。
イライラ、ガミガミしたまま会話を終えて次会えなかったらすごく後悔しそうだなって。

特に家族とか仲良しであればなおさら。だから、毎回毎日そんなこと思ってると息が詰まるかもしれないけど、心のどこかでその意識をもっておいて、対話・自己開示・受け入れる姿勢をより意識てていこうって思いました。
ありがとうタコピー!

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