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”未来が見えなくなった時、僕たちは何を語ればいいんだろう”

こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。
未曽有の世界的なコロナショック、日本ではもう1ヶ月以上勤務推奨の状態にあります。VUCAの時代とは言われていましたが、一気に不確実性の時代に突入し、誰もが半年先の未来が見えなくなっています。

自宅にいる時間が長くなり、こんな本を手にとりました。

これはボブ・スティルガーという世界有数の社会変革ファシリテーターであり、3.11の後3年後に日本における活動について記録した本です。
TOPの画像はボブの提唱している”TWO LOOPS”という図であり、古いパラダイムと新しいパラダイムの関係性を表している図です。

私は京都に住んで4年が経ちますが、ボブも実は京都にご縁がありよく日本滞在の際には京都へ来ています。この4年の間に京都でボブのワークショップに参加する機会を頂き直接お会いできました。

今響く言葉たくさんありました。
”社会変革”なんて言葉にすると大きすぎて自分とかけ離れているようにも感じていましたが、今地球全体で起こっていること、そしてその未来を考えると必要なことが生成される時期にたっているのではないかと思います。


変化とはどこからやって来るのだろうか。
僕は思う。
それは、コミュニケーションしようとする人々のいる所、
どこからでも始まるのだと。
始めるための場所と明瞭な視野、勇気、
そして何かが始まろうという確信。
これらがある時、変化は起こる。

そう対話から全てが始まる。

新しい未来を想像するこの仕事の主催者であり、かつその参加者として
僕たちにできるたった1つの最も大切なこと、
それは自分自身の精神を保つことだ。

うん、ファシリテーターとして、システムコーチとして
自分の内側はシステムに影響するということを気もに命じて
自分の内側を探求することを諦めない。

それぞれが立ち上がり、皆と一緒に立っている。

一人ではない。それは日本の持つリーダーシップ。

どこから始めるだろう?
同じような関心を持つ他の数人を見つけることから始められる。
対話を呼びかけて、集まる数人と始める。
自分の内側で育ちつつある若い可能性を分かち合うだけの勇気を持つことから始める。
そして探検が始まる。

リーダーは常にマイノリティ。怖さはなくならないが勇気がある。

「新しい未来を想像するなら、新しいことを学ばないと」

常に完成形には辿り着かない。常に道の途中であるマインドが未来を創る。

本の末節に18のパワフルクエッションが記載されています。
”3.11”という言葉を”コロナショック”に置き換えて考えてみることができるのではないかな?と思い自分と対話するスペースを持とうと思います。

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