見出し画像

家族会議がうまくいかない理由

最近「家族会議」をよく取り上げて頂く機会が増えてきました。一番よく聞かれることは、うちは、夫(パートナー)が乗り気になってくれないから、、うちの子どもはじっと席につくってことができないから、、、って言われる事も多いのです。ちょっとまって、、、と思いこの文章をかいています。


うまくいかない家庭の家族会議は・・・?


・相手を変えよう(説得しよう)としている
・家族(パートナーや子ども)を評価判断している
・ちゃんと席につく、しっかり話をするという「べき」がある
・家族に対して好奇心がない
・大人が自分の人生に対してワクワクしていない
・とにかく家族会議をやりたい!というあなたの気持ちが全面にでている。

これはもうお気づきかもしれませんが、部下に対して職場でのコミュニケーションでも同じです(笑)
相手こそ可能性のある人だと尊重し、あなたの声を是非聞かせてもらいたい!という好奇心で人に関わるかどうかというスタンスで接するのかそうじゃないのか、つまりはあなたのあり方で、全然違うものになっちゃいます。

そう、家族のせいにしている矢印👉は
周り回ってあなたに返ってきちゃう。

まずはあなた自身の心のスペースは?
ゆったりと平和ですか?
それとも忙しすぎて荒波が立っていますか?
”家族会議うちもやろう!”と急がないでください。あなたがあなたを満足させてあげるところから。


そしてあなたとのパートナーとの関係性はどうですか?
子どもの事には必死でも、このパートナーのことを”使えない奴”だと思っているか信頼できるバディだと思っているかで、器の安定感は変わります。
パートナーのいいところ10個は言えますか?愛はありますか?


更に子どもを含めた「この家族」の空気は今どんな様子ですか?
両親の喧嘩が多くピリピリしているのか、みんなのwillが気軽に飛び交って、常に家族でいろんな事を試してみようというワクワクした空気が流れているのか?見えない空気、子どもは大人以上に察しています。


もちろん天気のように日によって違うと思いますが、家族会議をしてみようということは、こういう目に見えない心のスペースや関係性に目を向けて、意識的に家族の文化を醸成していこうという取り組みです。


1回できたか、できなかったかに一喜一憂せず気長に取り組んでみてください。そもそも結構難しいことにチャレンジしようとしていますから!笑今日、明日ではそんなに変わらないかもしれません。
家族会議を1回できたからと言って人生はそうそうに変わりません。

でも大丈夫。起点はあなたの家族に対する愛があるから。更に良くなるといいなっていう意図が希望です。

是非誰かを変えようとせず。
あなたを満たし愛するところから。

こんな記事も是非。


我が家(柴田家)の家族会議は第3章⤵



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?