2023.8.24 とってもショッピングな1日

近しい人にちょっとしたお祝いごとがあった
祝い事がある時にはなにかをプレゼントしなければいけない
そんな強迫観念にとらわれて
アロマオイルを買いにいった

ミント系の香りをターゲットにした

香りの店には褐色の小瓶がいくつも並んでいた
店員から8つくらい香り瓶の説明を受ける
ゼラニウムという花があると知った

うろ覚えの知識で申し訳ないけれど
抗鬱剤で似たような名前の薬があったような気がする

香りを決めるのに時間をかけすぎて店員も呆れていた

ベタにペパーミントにした

その後、店員がアロマストーンというものをおすすめしてくれた
アロマを垂らして置いておくだけで部屋中に香りが広がるらしい
クマとか鳥とか色んな動物のアロマストーンがあった
動物のアロマストーンは白くて色を塗られる前の置き物みたいな見た目だ

実際に、使い方をレクチャーしてくれた
店員が羊の形をしたアロマストーンにオイルを5滴ほど垂らす
白い羊がどんどん濡れていく

かわいそうだった
「動物虐待」という言葉が頭に浮かんだ

アロマストーンを買うかどうか迷った
やっぱり決めるのに時間がかかった

店員は、無印良品にも同じようなものがあると教えてくれたが、明らかに早く選ばない俺を店から追い出したいという気持ちが伝わってきた

結局、あと10秒で決めると自分の心に念じてから5秒後に鳥のアロマストーンを手に取った

「この鳩にします」と言ったら
「すずめです」と、うまく苦笑を隠しながら言われた

白い鳥はハト
そんな先入観のせいで俺は笑われた

購入後、BOOK・OFFに行った

家を出る前に「ひゃくえむ。」という短距離走の漫画を思い出して、久々に読みたくなったからだ

実は今日、ウサインボルトが世界新記録を出した動画をyoutubeで見た

コメント欄にあった「世界を変えるのに10秒もいらない」という言葉に感動した

ずいぶん前の競馬のレースのキャッチコピー「世界を変えるのに3分もいらない」が元ネタらしい

「ひゃくえむ。」はなかった
ネットで調べたら、検索候補に「売ってない」が出てきた

本屋に売ってないなら、BOOK・OFFにないのも仕方ない
代わりに本を買うことにした

前から気になってた「ハンチバック」があったので立ち読みした

うーん
なにも言わないでおく

文庫化された薄っぺらいコンビニ人間が置いてあった

コンビニ人間とキッチンはいつか買おうと思っている
でも、今ではない気がした

村上龍のコーナーを見る

限りなく透明に近いブルー




村上龍の作品の中では好きではない方の部類に入るけれど、この本に対して綿矢りさがどんなことを書いているのか気になったし、表紙があまりにもかっこよかったので買うことにした。ついでに今のところ一番好きなコインロッカーベイビーズも買うことにした。読み返したらそんなでもなかったっていう現象が少し怖い。

2冊で1100円
1万100円出す

9000円のお返しだったけれど、BOOK・OFFの店員さんが接客も声のトーンも完璧だったのに、お釣りで渡すお札の数え方がめちゃくちゃ汚くて面白かった

スーパーに行った
納豆とボンタンアメをレジカウンターに置く
最近の店員はバーコードを読み取るだけでお金のやり取りは機械に任せている
俺はバッグから財布を出すのに手こずっていた
店員は、俺の後ろに並んでいた人のバーコードの読み取りを済ませた
後ろにいた人が、隣の支払い機の前に立った

並んだ

やっとの思いで画面上の「現金」を押す
隣の人もほとんど同じタイミングで押したんだろう

「現金をお入れください」のアナウンスがハモった




(この記事を書いてからフォロワーが二人消えました。どれが地雷がわからない。まずい。)


小さい頃からお金をもらうことが好きでした