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TOEICの問題集は「公式問題集」だけでいい

TOEIC対策の問題集は「公式問題集」だけでいい。
そう言い切れます。

本屋さんの英語学習コーナーに行くと、かなりの数のTOEIC関連本がありますよね。問題集だけでも「Part7攻略」とか「めざせ600点」とか「800点突破」などなど。
いろんな勉強法やお気に入りの問題集があっていいと思いますが、やはりメインにするべきは「公式問題集」です。

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「TOEICそっくりさん」は公式問題集にかなわない

TOEICは公式試験の問題を持ち帰ることはできませんし、過去問題集を出したりもしません。

つまり、市販のTOEIC問題集は、受験者がその記憶を頼りに作ったり、公式問題集を参考にアレンジを加えたりした「TOEICそっくりさん」です。

その点、TOEICの公式問題集はTOEICの公式試験の問題を作っている組織(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が作っているので、もっとも本番に近い問題集と言えます。

公式問題集は新しいものほど最近のTOEICの出題傾向が反映されているため、最新のものからチャレンジするのがおすすめです。

★2021年10月中旬に出版されたばかりの「公式TOEIC Listening&Reading問題集8」が最新です。


本番と同じナレーターの声で練習できる唯一の教材!!

TOEICのスコアの半分を占めるリスニングセクション。
公式問題集の付属CDに収録されているリスニングの音源は、原則として本番と同じナレーターがしゃべっています。

TOEICのリスニングでは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4か国のスピーカーがしゃべりますが、どの国の英語が聞き取りやすいか、あるいは苦手かは人それぞれ。公式問題集の音声を繰り返し聞いて練習することで、苦手克服も可能です。

本番と同じナレーターの声で練習ができるメリットは、非常に大きいのです。数年に一度TOEICのナレーターが変更になることはあるものの、話すスピードなども含めて公式問題集の音源に勝るものはありません。

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公式問題集は元をとるまでやり尽くす

公式問題集が基本中のきほんと分かっていても、税込み3,300円という価格を見て、「まずはもっと手ごろで薄い本にしよう」という人も多いかもしれません。

しかし、手ごろな本を1冊購入して勉強をスタートしても、そのうち「では次は別の問題集をやってみよう」と、結局何冊もの問題集を買うことになりがちではないでしょうか。

TOEICの勉強のために何冊もの問題集を買うなら、公式問題集を1冊買って徹底的にやりぬく方がよいのです。3,300円は高いと思うなら、3,300円の元が取れるくらいに1冊をとことん勉強し尽くしましょう。


目標スコア別の問題集は必要か?

冒頭でも述べましたが、書店に行けばものすごい種類のTOEIC問題集が並んでいます。

「めざせ400点」「600点突破」「850点奪取!」など、スコア別の問題集も豊富に出版されていますが、TOEICのスコア別の問題集など必要ありません

公式問題集を使って、自分なりに難易度を上げた学習をすればよいのです。

具体的には、800点以上を目指す人はPart1の写真問題の選択肢もすべてディクテーションするとか、900点超えを狙うなら「公式問題集の中で知らない単語は1つもない」状態まで勉強を重ねるとか、やることはいくらでもあるのです。


2冊目に買うなら…やっぱり公式問題集

それでは、TOEICの公式問題集1冊をとことん勉強し尽くしたら?

2冊目に買うべき問題集も、やっぱり公式問題集です。2冊目の公式問題集を買ったら、まずは2時間きっちり計ってセルフ模試に挑戦してみましょう。

1冊目の問題集を何十回も学習した人ほど、初見の問題はワクワクしますよ!

◆公式問題集を使うメリット

①本番と同じスピーカー(話し手)の声でリスニングの練習ができる

②「そっくりさん」は本物にはかなわない

③模試2回分が収録され、本番さながらの学習ができる

④解説が的確である。

「TOEICの問題集は何を買えばいいの?」という方や、公式問題集で勉強していてもこれでいいのかな…と迷いが生じている方の参考になれば幸いです。


★TwitterでもTOEICの勉強法をつぶやいています。

https://twitter.com/shihonekoeigo






















































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