見出し画像

コロナで休園している観光地・公園がやったらいいな、と思うこと

こんにちは、絶景プロデューサーの詩歩です。

画像1

昨日からマガジン購読者の方が増えまして、ありがとうございます。

本来ちょっと毒舌記事を書こうとしていたのですが(笑)、ちょっと先延ばしにしまして、今日はちゃんとした記事を書きたいと思います。

本来どのような記事を書こうとしていたかは、前の記事の最後を読んでね

4月は花のベストシーズンなので、日本各地の公園などが春に向けてずっと花を育ててきています。

でも新型コロナウイルスの感染拡大のために、せっかく見頃を見かえた花があるのに、やむをえず「休園」の対策をとる公園が多数あります。

わたしは、休園は正しい判断だと思います。

それに、いちばんつらいのはせっかく見頃を迎えた花を誰にも見てもらえない職員さんたちだと思います。(もちろん経営的にも稼ぎ時なので)

この判断に対してやんや言う人もいるようですが(上のツイートの返信欄をみるとわかります)、なにかあってからでは遅いし、花は今年だけじゃなく来年も咲く。

人間の命は今年終わったら来年はないし、スタッフさんや来場者の間で感染が拡大したら公園の存続危機にもなると思うので、「公園でストレスを解消したかったのに!ちゃんと説明してくれないと納得できない!」と文句いう人は自分のことしか考えてないんだなあという感想です。

さて、「せっかく見頃を迎えているのに見てもらえない」という公園(公園に関わらず他の観光地やテーマパークもですが、便宜上"公園"と書きます)が、こんなことやったらいいのにな〜と思うことがあるのでnoteに書いてみました。

それは「Youtubeのライブ配信」です。

画像5

Youtubeと言っても、Youtuberを目指すわけではなく、もっとシンプルでかんたんなもの。

海外のテレビ番組で、ただひたすら「焚き火」が燃えているだけの番組が20%という高視聴率だったという有名な話があります。

それ以外にもこの局は、クルーズ船から見える景色をひたすら数時間流しっぱなしにする、という放送もしているよう。

炎の癒やし効果は別の話だけど、これを形を変えて、今の休園中の公園でやったら、公園を疑似体験できて癒やされて良いじゃん!と思ったんです。

<こんなライブ配信ができたら楽しそう>
・本来の開園時間にライブ配信を開始し、閉園時間に終了
・配信用のカメラは1台を固定で設置、とにかく「だらだら」放送し続ける
・けど、”太陽”のような、1日の時間の移り変わりが分かる構図にする
・咲き始めから枯れるまで、本来の花見の様子をリアルに配信
・Youtubeでグローバルに配信

ライブ配信は一見ハードルが高そうですが、わたしが配信しているYoutube動画もほぼすべてiPhoneで撮影しているので、特別な機材はなくてもいいと思います。

ちなみに、配信できるかは不明ですが、iPhone11Proは普通のノーマルカメラで4K映像も撮影できます。容量が膨大になるので、私のYoutubeは普通のHD画質で撮ってますがそれでも十分見るに耐える画質です。

スマホと、固定できる台と、充電し続けられる環境と、配信し続けられるネット環境さえあれば、できるはず。

↑を読むと、スマホからのライブ配信はチャンネル登録者数1000人以上が必要みたい。PCのWEBカメラからなら誰でもできそう。

画像2

Youtuberのように出演者がいなくてもいい。

ナレーションのような解説する人がいなくてもいい。

ノルウェーの「スローTV」のように、ただひたすら、定点構図で。

でもそれを、録画じゃなくて、ライブで配信することが、いまは意味があると思う

綺麗なところだけ編集して綺麗なプロモーション映像にするのももちろんいいけど、それは今じゃなくてもできることだし、公開まで時間がかかる。(お金もかかる)

花がそよそよ風になびく様子とか、鳥が飛んでいる様子とか、雲が流れる様子とか、夕方になってくる様子が、だらだら流れてるだけでもいいと思います。

逆にちょっと枯れてきたりするのも、リアルでいいと思います。

「営業時間なのに、見頃なのに、人がいない。そんな今だからこそできること」

ネガティブになりがちな今だからこそ、それを逆手に取って、今できることを考えたらいいと思う。

スクリーンショット 2020-04-06 15.16.17

最近は家にこもりがちで、外の景色が見られずストレスが溜まっている人も多いはず。リモートワークしている人も、閉鎖空間にいるだけでちょっと気が滅入ることもある。

私自身も、外出してもすぐ帰宅するようにしているので「最近ゆっくり空を見上げてないな〜」と思います。

そんなとき、ふとYoutubeを見たら、花畑のリアルタイムな動画を見ることができて、空の様子をみて「そろそろ夕方だな〜」って感じることができたら、少しでも気分が晴れるのでは、と思います。

これはライブ配信だからこその力だと思います。

編集された美しい景色の動画にももちろん癒やし効果はあるけど、ここまでのリラックス効果はないんじゃないかな、と思います。

もちろん本来はお金を払ってみてもらう光景だから全部無料で配信、とは言わないけど、ここでファンになってもらえたら、来年以降はきっと足を運んできてくれるはず、だと信じたい。

Go to travelチケットも配布されるようですし←

スクリーンショット 2020-04-06 15.23.10

ちなみに、花畑だけじゃなくて、他の観光地でもこれはできると思います。

上の写真は宮崎県の高千穂峡ですが、滝の流れる光景とか、音とか、めっちゃいやし効果あると思うんだけどな….

家で1日流しておきたい…PCからマイナスイオン漏れてきそう…

高千穂峡なら、すでにライブカメラがあるので、こういうのをYoutubeにただ連携できたらいいと思うんだけどな〜。できないのかな〜

渓谷とか、滝とか、清流とか。

動物園もやったら楽しそうな気がする!子供が喜びそう☺

公園のように管理者がいる場所じゃないと、カメラを放置しての配信のハードルはあがるけれど、

「観光客が減った!困った!政府はどうしてくれるんだ!」と文句ばっかり言うんじゃなくて、今だからこそ、将来のファン獲得に向けて、できることを模索していくべきじゃないかな、と思います。

もちろん経済面で辛いのはわかるけど、私も仕事がほぼなくなって辛いのでね!同じ気持ちですよ!でも今は前を向くしかないと思うのです。

たぶん政府は何もしてくれないぞ!でも今の政治家を選んだのは我々なので、次の選挙はみんなちゃんと行こう。

ちなみにこの考えは、観光地が自主的に閉鎖を決断しているのをみていて、何か今だからこそできそうなアイデアはないかな、と考えて思いついたことなんですが、

実は何件か、知り合いの観光系の方には、「こんなのやったらいいと思うんだけど、どう?」と伝えてみたんです。

ここから先は

390字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

いつもご覧いただきありがとうございます☺いただいたサポートは、より新しくて面白い絶景情報をお届けできるよう、取材費として活用させていただきます。