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取るか食われるかの略奪争戦

今回は、ちょっぴりお下品なお話しですが、本当に毎日この戦いに私は必死です。と言うのも、ポポはこちらがなんのアクションもしなければ100%食糞するので、それを阻止する為に毎日躍起になっていると言うわけです。


今まで飼ってきワンコや出会ってきたワンコで食糞する子がおらず、食糞と言う言葉も知らなかった私。ポポが私の目の前で初めて食糞した時の衝撃…。
もう、えーーーーー!!と言う言葉しか出ず、子供たちはキャーーーーと叫びながらも喜んでました。


どうしたら良いかわからず悩んでいたタイミングでの、オンライン無料子犬セミナー。内容は甘噛みとトイトレ。その中で食糞の相談もあり、トレーナーさんからはうんちをした時にエサをばらまいてその間に片付けてしまうと言う方法でした。


それからと言うもの、私はエサをバラまくタイミングを研究。「餌をばら撒けば良い」と聞けばそれだけか!と簡単に聞こえるが、ポポの場合はそう簡単ではない。なぜかと言うとポポはうんちをしている最中からすでに顔をお尻の方へ向けて落ちた瞬間に食べてしますからだ!!もう、その速さといったら私に取らせるすきは一瞬もないくらい俊敏で毎回「うわーーーまた食べちゃった」と思いつつも同時に「スゲー」とも思ってしまうほど。


一体、なんの話を書いているんだ。と自分にツッコミたくなるところですが、この奮闘日記は記録に残したいと思うのと、同じ悩みを抱えるワンコの飼い主さんにウチだけじゃなだ。と少しでも安心していただけたらいいなと思って書きます。


最近では、少しずつコツを掴んできて、とりあえず常にうんちを拾う用のトイレットペーパーを準備し、ポポがもよおしてきたら餌とティッシュを持ってスタンバイ、そして、「ご飯ここにあるよ〜」と声をかけ、ポポの気を餌に向ける、ポポがフィニッシュを迎える瞬間に餌をばらまくと、かなりの確率で成功します。これまで、慌てて拾いすぎて、床を汚してしまったり、自分の指を汚してしまたりと数々の失敗を繰り返し、時にはなすすでもなく、ただただポポが美味しそうに貪る姿を見つめる日を繰り返して、現在に至っています。


この事を、先日noteに書いた「犬のママ友」に相談したところ、一言めが「うちも食糞するよ〜」でした。 それは、私が救われた瞬間でもありました。しかも友達のワンコは食が細くてお残しするくせに食糞するらしく、二人で「そんなに美味しいの?」と考えたり、ポポの場合は3食ガツガツ食べたうえでの、その行為に友達からは「ポポたくましい!」と褒められたり、二人で食糞についてのトークが止まらず。共感できるからこそだけど、それがめちゃくちゃ面白くて、コロナで人に会えないから、友達と話せる事が嬉しいのもプラスになって二人でいっぱい笑った!!


そして、数日後、またその友達と話していたら、共通の友達で「レミ」と言うゴールデンレトリバーを飼っている子がいて、そのレミはかなりのおばあちゃん犬だけど未だに食糞する事があるらしい!!そして、それでも家族にとても愛されて大切に育てられている、そのレミと家族の姿を見たら「食糞してもあんなに愛されているんだから私、腹をくくらないかんなと思った」と友達が言っていた。


確かに、完全に食糞を阻止したいのは、飼い主の私たちの考え、動物達にとっては当たり前の行動なのに、人間都合で躍起になるのは違うなと、私も思いました。とは言え食糞を100%見逃すのではなく、ポポとの略奪戦はこれからも続くと思うけど、私が勝ってもポポが勝ってもOK。食糞してしまうポポも100パーセント愛しながらこれからも一緒に暮らしていきたいと思います。

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