実は知らない便秘の定義
こんにちは。
看護師×腸セラピストをしているShihoです。
今日は知ってるようで知らない、便秘の定義についての話をしたいと思います。
堅苦しい話しですね(・∀・)
便秘の定義
「慢性便秘症診療ガイドライン2017」では、便秘は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できていない状態」と定義されていましたが、
最新版の「2023年のガイドライン」では、便秘は「本来排出すべき糞便が大腸内に滞ることによる兎糞状便•硬便,排便回数の減少や、糞便困難感を認める状態」と改定されています。
そして、慢性便秘症は「慢性的に続く便秘のための日常生活に支障をきたしたり、身体にも様々な支障をきたしうる病態」と定義されました。
便秘と便秘症の違いって?
そもそも便秘と便秘症の違いって何?っていうところから説明しますね。
便秘とはその状態のことをいい、
便秘症とは便秘によって起こっている症状のことをいいます。
簡単にいうと、検査だったり治療が必要になる状態のことですね。
この一連の文章を読んでみてどう思いました?
わたしの感想は、、、ややこしいーー(^。^)
です。
医療従事者としてこのような発言が正解なのかは置いといて、
看護師×腸セラピストの私から言わせてもらうと、その人が便秘だと言ったら便秘だと思うんです。
便秘の基準は人それぞれ
看護師として働いていて、
柔らかい便なのに何日も出ずに困ってる人や、一日だけでも便が出ないと訴え、下剤に頼る人は沢山看てきました。
看護師だけをしていた時は、一日出ないだけで便秘だと騒ぎ、すぐに下剤に頼るなんて大袈裟すぎると思っていました。
しかし、腸セラピストになり東洋医学も学んでいる今、その人が便秘だって思ったらそれは便秘なのではないか、と考え直すようになりました。
便秘の定義も変わっています。
人間を解明するなんてまだまだ先の話。
そう思うと、自分の身体の訴えが1番正解だと思えるようになりました。
便秘での“不快感”という感情は、心のSOSです。
心のSOSは分かりずらい、でもそれは症状なのですよ。
腸って奥深いですね。
腸セラピー専門サロン
Viaches.
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