見出し画像

誰にも見せないもう一人の私

恋愛講座の時はグループで開催されていたため、周りのみんなが楽しそうに幸せそうになっていく姿を見ながら、表面的には幸せになったつもりでいたのにそうなれていない自分に罪悪感を感じていた。

私は個人コンサルが向いてるのかも!
そう思った私は個人コンサルを受ける事になった。

ところが、自分の本音がわからなすぎて質問をされても何が問題となっているかわからない。

挙句によく見せよう根性が邪魔をして、変わった自分を演じていた。

なぜ私がこんなにも良く見せようとしていたかというと、" 摂食障害のわたし " を変えられない限り全てが良くならないし幸せになれない、なる資格なんて無いと思い込んでいた。

本当の私(摂食障害)を知られたら絶対に嫌われる。

だから内面はちっとも変わらない私と感じていたので、その現実しかやってこなかったのだ。

誰にも言えないこの苦しみをどうしたらいいんだ。なんで私だけ良くならないんだ。
そんな思いが消える事はなかった。

結局、数ヶ月間のコンサルでも変わる事ができないまま終わった。

幸せを求めているけど、実はもう一人の自分がいた。

そのもう一人とは、変わりたく無い私

変わってしまったら普段我慢している大量の食べ物を食べれなくなる。

変わってしまったら吐けなくなる。

そんな思いもあったのだ。

だけどやっぱりこんな一生を過ごすのは嫌だった。

泣きながら過ごし、吐くために友達との予定をドタキャンしたり仕事中イライラしたりする日々から抜け出したかった。

そうだ!
食事をコントロールできるようになればいい!

そう思った私はダイエットカウンセラーの道へと進んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?