腸内改造計画 3日目

 いきなり3日目ですが、日記感覚で書いていきます。気分で。

 3日目で下腹に張りが出てきました。この張りは、腸内環境が変わろうとするときに起こる現象らしく、既存の菌と新たに取り入れられた菌がせめぎ合って生存競争を繰り広げているようです。

 実際に食べているものを紹介すると、
朝~バナナ、ヨーグルト、ピルクル~
昼~オートミール(ヨーグルト和え)~
夜~納豆、キムチ~
 これで、今のところ目に見えるが成果が出て安心してます。

 この計画の一つ目の目標は、排便が毎日スムーズに行われることです。自分自身、毎日出ていないわけではないのですが、ウサギのようなちんまりとした小粒が数個出たり、または下痢だったり質に関しては不安定です。

 始めたきっかけは、自分の物書きの資料としてダイエットについて調べていたわけですが、そこである実験データを見つけます。
 肥大化したマウスの腸に健康体のマウスの便を差し込むと、もの数か月で肥大化マウスが痩せたという実験データです。
 もちろん、人間も人類で同様のこと試した例があり、実際に成功しているようです。が、そんなことやりたくもありませんし人のやることじゃありません。
 人の痩せ太りに腸内環境が関係していることがわかりました。では実際にどのような食材を、どういう頻度で、どのぐらいの量を食べれば改善されるのか知りたくて自分で研究することにしました。

 研究といっても既に先人たちが結論を出しています。「食事バランスに気を付ける」です。そんなの当り前じゃない、と思うでしょう。それが一番好ましいく、一番難しいのです。


 具体的にどう難しいかというと……その前に、腸内改善の方法について解説します。
 食物繊維には、2種類あって「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。
 水溶性食物繊維は文字どおり水に溶ける性質があり、腸に届くと菌の餌となって善玉菌が増やす役割があります。
 不溶性食物繊維は逆に水分を吸収して、快適な便通をサポートする役割があります。
 見てわかる通り水溶性の方を積極的にとれば、善玉菌が増えて腸内環境が改善していくわけです。しかし、水溶性植物繊維は一回の食事で取り入れることができる量がとても少ないのです。

 納豆1パックを想像していただいて、その中に入っている水溶性食物繊維の量は、たったの1gです。ちなみに20代男性の一日の目標摂取量は20gと言われていて、これだけでも断腸の思いですね。
 食事バランスの難しさの説明はもう不要だと思いますが、結論から言うと普段から意識して食物繊維をとっていないと到底目標摂取量には手が届かないことです。
 そこで、頑張って食物繊維を食べ続けるのも良いのですが、発酵食品を同時に摂取することによって、より強力な菌の分布量を腸に広げてあげればいいわけです。

 ここで、自分の行う研究の話ですが

自分に合ったヨーグルトと、食べ続けやすい食物繊維の食材を探し当てることです!

 調べていくうちに人にはそれぞれ、個性の腸内フローラという菌の分布図を持っていることがわかりました。
 数千種類の菌たちが共存しそれぞれの生態系を持っています。
 そこに、ヨーグルトによってもたらされた新しい菌が加わろうとすると、既存の菌が排除しようとして負けてしまいます。つまり、すでに自分の腸の中に存在する菌と同じ菌を発酵食品で補ってあげると、その菌が増えることになり善玉菌が増えます。

 毎日続けやすい自分に合ったヨーグルトを探し出し「効率よく」やっていくことが計画の二つ目の目的です。

細かな説明はまた後日、近況と交えて報告します。また今度。

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