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#380 サイボウズ ソーシャルデザインラボで「僕が自分ごと化している課題認識」

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織作りやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。


昨日は、サイボウズ「ソーシャルデザインラボ」のお話でした

昨日はですね。サイボウズの「ソーシャルデザインラボ(通称:そでらぼ)」についてお話をしました。ソーシャルデザインラボを一言で言うと、「社会課題に対して、それを解決するための育苗実験を行っている」チームです。

育苗実験とは、「苗を育てる実験」ですね。何らかの社会課題に対して、それを解決するために苗を育てて、いろいろ実験してみる。そして、成果が出たらそれをオープンに共有して、広げていく……という取り組みです。

育苗のためには、5つのプロセスがあります。

  1. 変化を見つける

  2. 実験してみる

  3. 共有して増やす

  4. 提供する

  5. 利用してもらう

この5つが、育苗実験です。

1つ目の「変化を見つける」ことというのは、それぞれのメンバーが「これ、課題だな」とか、「これ、関心あるな」のように、それぞれのメンバーが「自分ごと」として捉えていて、「これ、いま、やる必要があるよね」と思うことを取り組んでいくのが、育苗実験の最初の入り口です。

今日は、僕にとっての「変化を見つける」こと、つまり、「自分ごとになっている課題認識」について、お話してみようかなと思います。

僕の課題認識は「少子高齢化と地方の衰退」

僕にとって、自分ごと化している課題認識は、この番組の中でも何度も話してきましたが、一言で言うと「このままだと地域、地方が衰退しちゃうんじゃないかな?」っていう課題認識です。

なぜならば、少子高齢化とか、都市部への人口流出とか、いろんな要因がありますが、ただでさえ、少子高齢化で人がどんどん減っているのに、さらに、外にどんどん人が出てしまうと、地域が持たないんじゃないかな? というのが、僕の課題認識です。

「地域が持たないな」というのは、地域そのものもありますし、地域の企業もそうです。

なぜそう思うか?

「変化を見つける」――僕が自分ごと化している課題認識

僕は新潟の中山間地に住んでいるんですが、少子高齢化は地域の中で、すでに起こってるんですよね。リアルな課題です。

僕が住んでいるのは、50世帯ほどの小さな町に住んでるんですけど、子どもたちは片手で数えられるぐらいの数です。高齢化も進んでいて、独居の高齢者の世帯も増えています。「このまま行くと、ちょっとやばいんじゃないかな」ってのは、リアルに感じます。

あと10年後とか、20年後とか「どうなるんだろうな?」って思っちゃっう。

その延長として、視点を広げてみると、「このままだと、地域の企業もやばいな」とも感じます。

視点を拡げると「地域の企業もやばい」

リクルートワークス研究所さんが去年発表した『未来予測2040』というレポートで、「今後は、労働供給制約社会になる」と言っています。つまり、労働の供給に制約がかかりますよってことですよね。働き手がいない。特にインフラまわりとか、そういったところに影響が出てきます。

これが、そでらぼの育苗実験における5つのプロセスの中の「変化を見つける」で、僕が自分ごと化している課題認識です。

この課題認識に基づいて、僕がどんな取り組みをしているのか? については、また明日、お話ししたいと思います。

答えがない。だから、実験する

こういった取り組みは、なかなか答えがないものです。なので、まずは、いろいろとやってみて「ちょっと違うな」と思ったら起動修正したり、周囲に協力を求めたりしながら、トライ & エラーを重ねながら、少しずつ、少しずつ取り組んでいます。

「具体的に、何をしているのか?」については、また明日、お話したいと思います。

じゃあ今日の話はこれで終わりにします。じゃあね、バイバ~イ!

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