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#231 出社か、テレワークか、ではなく――大切なことは「あいだ」にある

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組はこれからの働き方、組織づくり、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。


今日はサイボウズの東京オフィスに行っていました

今日はサイボウズの稼働日でして、東京のオフィスに日帰りで行ってきました。朝、妙高高原を6時台の始発で出ると、8時半過ぎには東京のオフィスに着いています。

そして、仕事をし、夕方、東京駅を出たのが18時40分頃の電車に乗り、いまは22時19分。自宅に着いてからしばらく時間が経ったので、22時くらいには自宅にいる……という感じでしょうかね。

時間も遅いので、今日は短めにしようと思います。

なぜ、オフィスで仕事をするのか?

今日はサイボウズのオウンドメディア、サイボウズ式の取材のために東京のオフィスに行きました。

「取材」と考えた時、必ずしもオフィスに行かなくても、いまどきだとリモートでの取材も、できなくはないんですよね。僕自身、取材される側の時もありますが「リモートでお願いします」ということも多々あります。

ですが、なぜオフィスに行くのか? といえば、言葉だけであれば、リモートでも取材はできるのかもしれませんが、写真撮影があると物理的に行く必要があります。

あとは……場の空気とかでしょうかね。

リモートだと、視覚情報と聴覚情報はいいんでしょうけど、そこにいる場の空気感とか、身体感覚で得る情報というのはリモートの視覚情報と聴覚情報だけでは得られません。

また、せっかくお話を伺うのであれば、やっぱりちゃんと伺いたい……という気持ちもありますよね。なので、コロナ禍の時はリモートで取材することも多かったですが、コロナ禍が落ち着いた最近は、オフィスに行くケースが増えましたね。

二元思考の落とし穴と「大事なこと」のありか

あと、コロナ禍が明けて「出社か、リモートか」みたいな話が増えましたよね。また、「出社の寄り戻し」みたいな話があります。

ですが、よく物事の捉え方もそうだし、何かを選択する時もそうですけど、「AかBか」という二元思考や、そうした選択ばかりしていると、大事なものが抜けちゃう場合がありますよね。

物事は「良いか悪いか」だけで判断できることばかりではなく、むしろその、「1か0か」「AかBか」「良いか悪いか」の、あいだのところに、案外大事なものがあったりします。

なので、本当は「出社かリモートか」だけではなく、状況に合わせて「選択できる」というのがもっともよい状態じゃないかなと思います。

「リモートがOKだった海外の会社が出社を求めている」って、ホント?

最近に限らずですけど、よく海外の企業が「出社するようになってきた」、みたいな情報をメディアで見聞きすることがあるんですよね。

そこに書かれているのは、大体「いままでリモートがOKだった会社が出社を求めている」、みたいな記事の論調が多いです。

だけど、そこに書かれている多くの情報は、「週に何日か出社する」形。いわゆる「フルリモート」ではなく、「出社する日もある」というような状態です。なので「出社かリモートか」じゃないんですよね。「両方」っていう状況なんですよ。

僕、そこは間違っちゃいけないと思うんですよ。「フルリモート」から「2日出社する」ように求めているとか、そんな感じです。なので、ボクからすれば「それ、リモートじゃん」って。「リモートOKってことじゃん」って思うんです。

「AかB」か、「1か0」か、「良いか悪い」か、「出社かリモート」かではなく、大切なのは、それぞれの事情に合わせた、それだけではない選択肢です。つまり「もっともよい状態はどれか?」を考え、その時々で選択できるのが、もっとも生産性が高い働き方だと、僕は思います。

今日のところは、このぐらいでやめておきます。では、また明日。じゃあね。バイバ~イ!

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