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#18 しごとのみらいを立ち上げた経緯【竹内義晴のキャリア遍歴】

4月18日、竹内でございます。寒いですね。地域によっては雪が降ったといったところもあるみたいですけれども、みなさまの地域はいかがでしょうか。今日は新潟にいますけれども、ボクが住んでいる新潟は、今日は天気はいいですね。けれども、寒いです。

この間、風邪をひいてしまってですね、多分、寒暖差の問題かと思うんですけど、暖かくなったり寒くなったりしているので、どうぞ、みなさんもお体にはご自愛ください。

いまですね、ボクのこれまでのキャリアについてお話をしています。前回は、営業が苦手な元エンジニアが起業したけれども、なかなか理想通りにはいかず、仕事を作るのに苦労したよっていうお話をしました。

信頼関係は「バズった1本の記事」より「継続」でつくられる

ボクですね、何かを無理やりアピールして押し付けたりするのがあんまり得意じゃないですよね。なので、それが営業……とは思っていないけど、お客様に価値を届けるのが営業だと思いますけど、ただ、こちらのペースに巻き込んで……みたいなのがそんなに得意じゃないので、文章を書き続けるっていう選択をして、そこで、いかに来ていただくか、関心を持っていただくかって感じでですね、仕事を始めました。

ただ、そういった形で信頼関係を作るのって難しいですよね。たとえば、記事を1本作って、その記事だけに共感していただくみたいなことは、ひょっとしたらできるかもしれないんですけど、いまで言う動画と同じかもしれないですね。一本バズるみたいなものは、ひょっとしたらできるかもしれませんけど、信用してもらう、信用していただくみたいな形にするためには、継続してやっていくのがすごく重要なんじゃないかなって思っていて。

ボク自身、これって決めたら継続することだけは得意というか、今日の音声もそうかもしれませんけど、継続するところは難なくできるといのが、 ボクの1つの特徴かなと思いますね。

今日は、NPO法人しごとのみらいを作った時のお話をしようかなと思います。

しごとのみらいを立ち上げた経緯

しごとのみらいはですね、2010年に知人と作ったんですよね。その前は個人事業主でやっていて。個人事業主で仕事を始めたのは2007年ですから、3年くらい個人事業主でやっていたんです。

法人を作ろうと思ったのは、いくつか理由があって。1つは、企業と仕事をするときに、法人のほうが信用度という意味でいいかなっていうのと、あとですね、しごとのみらいを作ろうと思った理由は、当時知人が、カウンセラーのような形で起業するみたいな話を耳にして、「せっかくやるんだったら、1人よりも複数のほうがいいんじゃないみたい?」な感じで、立ち上げたっていうような感じですね。

「しごとのみらい」というネーミング

しごとのみらいというネーミングにしたのは「法人名、何にしようかな」って悶々と考えていたときに、多分(紙に)いろいろ書いていたと思うんですけどね、候補みたいなものをいくつか書いていたときに、ふと出てきた言葉で、「しごとのみらい」って書いたときに、感覚的に「これ、いいな」って思ったっていう感じなんですよね。

漢字で「仕事の未来」書くより、ひらがなのほうがちょっと柔らかい感じがして、 個人的には好きだったので、ひらがなで「しごとのみらい」にしたっていう感じです。

しごとのみらいの仕事

しごとのみらいががどんな仕事をしていくかっていうのを考えたときに、個人事業主でやっていた企業研修とか講演、人材育成に関すること。あとはコーチングですね。 個人で悩んでいる方がたくさんいる。ボクにはお話を伺うことしかできないんですけど、話を伺うことで、課題を解決するのは本人かもしれませんが、 次に向かうための気力を持っていただけるようになったらいいなっていう。

しごとのみらいを立ち上げてから、個人事業主時代にやり始めた企業研修や講演、コーチングということはそれほど大きく変わらずに継続していたというような感じですね。

なぜNPO法人だったのか

法人の立て方にはいくつか種類があって。たとえば、確か当時、株式会社もそれほど多くの資本金が必要なく立ち上げることができたんじゃないかなと思いますが、なぜ、株式会社ではなくNPO法人だったのかというと、利益と社会性というのを天秤にかけたときに、目的はどっちかなって考えたら、社会性だよなと。

社会性というのは何かというと、社会の中に起こっているさまざまな課題を「いかに解決するか」というところですかね。ボク自身がストレスフルな職場で働いて、心が折れるという経験があったので、そういった問題を根本から解決したいなと思っていて。

「根本から解決する」というのは何かというと、ひょっとしたらいまもそうかもしれませんが、メンタルの課題というと、ストレスチェックをして、「ストレスがあります」となったら、病名はあえて言いませんけど医師から診断をされて、診断をされたら薬を飲んで、寝るという感じだと思うんですよね。

ただ、メンタル的な課題って、いわゆる風邪と違って、薬を飲んだら治るというものではないと思っていて。その根源をたどっていったとき、原因は何かといったら、それは組織の課題だったり、コミュニケーションの課題だったり、そういったものがあるじゃないですか。

ボク自身が心が折れた時そうだったわけですけど、組織だったりコミュニケーションだったり、人間関係だったり、 そこの、根本的な課題を解決せず、単に薬を飲んだら治るのかといったら、ボクは対処方法だと思っているんですよね。根本的な問題を解決しなければ何も変わらない。そういったことが思いの中にあって。

なので、社会性ということを考えて、NPO法人(特定非営利活動法人)にした……ということなんですね。

NPO法人を立ち上げるには、10人以上の社員、理解者が必要なんです。そこで、10人を集めて法人を作ったというような形になりますね。これが、しごとのみらいを立ち上げたもっとも最初の理由かな。

というわけで、今日はしごとのみらいを立ち上げた経緯についてお話をしました。明日は、しごとのみらいを立ち上げた思いについてお話します。

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