見出し画像

#154 質問がもつ「2つの目的」

竹内義晴です。この番組は組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー・コメントなどいただけると嬉しいです。

いまですね、朝5時37分。今日はこれから東京に行くのですが、時間がないのでショートバージョンでまいります。


今日からお話する「質問」について

いま、組織作りやコミュニケーションの話をしています。今日からしばらく、質問についてお話をしていこうかなと思います。

質問というと、僕らは日常会話をしているときも何気なくしていると思うんですよね。「今日、何食べたい?」みたいな。

質問の「2つの目的」

質問の目的については、いろいろありそうです。一言で表現するのは難しいですが、その目的をあえて一言で表現するなら、「言葉にできていない、相手の考えを知る」でしょうか。

たとえば、先ほどの「今日、何食べたい?」は、質問する側のわたしは、相手が何を食べたいのかよくわからない。だから、相手の考えを知るために質問する……というのが質問の目的です。

あと、もう1つあるかな。それは「考えるきっかけをつくる」

先ほどの「今日、何食べたい?」っていう質問について、何かしらの考えがある人は「〇〇が食べたい」と答えられると思います。

一方で「そもそも、考えていない」というケースもあります。実際「今日、何食べたい?」って聞かれて、はじめて考え出すってことがありますよね。

このように、質問には「考えるきっかけをつくる」という目的もあるんじゃないかなと思います。

というわけで、質問には「言葉にできていない、相手の考えを知る」と、「考えるきっかけをつくる」という、大きく分けると2つの目的がありますよね。

なぜ、質問が必要なのか?

ところで、なぜ、「言葉にできていない、相手の考えを知る」「考えるきっかけをつくる」ことが必要なのでしょうか?

それは、人にはある「コミュニケーションにおける特徴」があるからなんですよね。コミュニケーションの特徴について、また明日、改めてお話ししたいと思います。

質問ってすごくが奥いです。もし、質問に関して、真面目にセミナーをやるとしたら、多分、1日では収まらないと思います。それぐらい、奥深いのが質問です。

ですが、あまり複雑なことを言っても、実践できなければ意味がありません。とくに、毎日お話しているこの番組では、「実践できてなんぼ」だと思っています。それほど難しくないことを、ちょっと意識すれば実践できるようになるといいな、と思ってお送りしています。

というわけで、今日はこのぐらいで終わりにしたいと思います。じゃあ、今日も素敵な1日をお過ごしください。バイバ~イ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?