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チャレンジを終えた山田悠喜さんにインタビュー!小さな投資PJって実際どうだった?

わっしょーーい!シゴト場カケルメンバーのゆんゆんです🌻

今回は、「青春フォト企画」として大山で4人組のさんたちの素敵な写真を撮ってくれた山田悠喜さんに、インタビューをしました。
実は同じ滋賀県出身のや山田悠喜さんことやまゆーさん(以後やまゆーさん)
実際にチャレンジしてみて気づいたやりがいや、写真をとる時に大事にしていることなど、たくさんお話しお伺いしました!


カケルチャレンジャーインタビュー:やまゆーさん

ー実際に小さな投資プロジェクトをやってみてどうでしたか?

やまゆー:僕が21歳で、一緒にフォトラベをしている相方が29歳なので、普段交わることはない中学生の子供達の写真を撮らせていただくことができて、やっぱり青春って素晴らしいなって思いました。

自分たちが写真を撮ってるときもそうですし、後で見返したときに、伝わってくるパワーみたいなものがあって凄く幸せな時間だったなと感じていますね。

ゆんゆん:めちゃくちゃいいですね!
そもそもやまゆーさんが「青春」の写真を撮りたいと思ったのはどうしてですか?

やまゆー:僕が高校生の時、僕自身写真を全く撮らなかったんです。
部活もしていたし、塾にも通って、あんまり時間がなかったっていうのもあるけど、男の俺たちが集まって写真を撮るってすごい気恥ずかしいじゃないですか(笑)

ゆんゆん:なるほど、女の子はみんなで写真を撮ったりするけど、男の子はまた違うかもしれませんね。

やまゆー:そうですね。ちょっと嫌厭してしまうことがありまして、その時は ”写真を撮る・撮らない” に対して別になんとも思ってなかったけど、まだ 21歳ですけど、改めて高校生の頃の自分をちょっと振り返ってみると、あまりにも写真がなさすぎる っていうところにすごく絶望しまして…。

あの時期って人生で振り返ってもきっと特別な 3 年間だったなと今になって思うので、本当に僕みたいに悲しい思いをする子がいて欲しくないなと思って今回この企画をすることになりました。

ゆんゆん:なるほど、やまゆーさんの原体験が「青春」をテーマにして撮影しようと思ったきっかけに影響してるんですね。

ー小さな投資プロジェクトを使って良かったことはありますか?

やまゆー:本当に僕たちはまだまだ駆け出しでお金もない状態なので、プロジェクトで資金の支援はすごく助かったんですけど、それ以上にまーしーさんが色んな方にお話を提案して繋げくれたのが一番心強かったなと思っています。

やまゆー:やっぱり、こう僕達が突然中学校に行って、

「中学生に写真撮らへん?」

て言っても、この人誰?みたいな感じで、門前払いを食らうと思うんですけど、まーしーさんは思いを汲みとって『小さな投資プロジェクト』を紹介してくれて、それこそお金もそうですけど、いろんな人に繋いでいただいたっていう ”ご縁” みたいな部分がすごく良かったなっていう風に思います。

ゆんゆん:小さな投資プロジェクトでは、マイプロジェクト(1万円)を使われたんですね!

やまゆー:滋賀から鳥取に行ったので、そこの交通費として使わせていただいて、めっちゃめちゃそこがあるのが大きかったですね。

ー実際にチャレンジをして気持ちの変化はありましたか?

やまゆー:チャレンジをする前の真っ新な状態の時は、自分たちが学生の子たち何か残してあげたい・今気づいていないだろう価値に手をさしのべてあげようみたいな、エゴが混ざったような感じだったなと思うんです。

そう言った意味で、僕たちは写真を撮るところに対して、一方的なベクトルが向いてたかなと思うんですけど、

実際に学生たちに「大山の良いところってどんなところ?」
「ここにはどんな思い出があるの?」ってヒヤリングをして、

一緒に思い出を振り返るうちに、学生たちの本音の部分が聴けて本当に仲良くなれたし、一緒に作りあげていった感じはありますね。

それに学生の子たちやその親御さんから感謝されるっていうところが、すごくやってよかったなって、やりがいに繋がったなと感じています。

ーチャレンジする際に大事にしていたことはありますか?

やまゆー:1 つは、100% 中高生の思い出に寄り添った撮影にしたいなと思って撮影していました。

撮影側がこんなロケーションで撮りたいなと思う場所もあるけど、それでも大事なのはやっぱりその中学生たちが写真を見て将来を思い返せるかどうかっていうところだと思うんです。

本当に主役は学生の方なので、敢えてその撮影現場には親御さんとかは参加してもらわずに、僕たちと学生との間のコミュニケーションだけを限定して撮影したっていうのは結構気をつけてた点かなと思います。

ゆんゆん:なるほど、学生の子たちの想いをなるべく全面に出すように気をつけておられたんですね。

やまゆー:そうですね。それと、僕が写真に込める思いとして大事にしていることは「10 年後に見返したくなる瞬間を写真で」って言うのを1つのテーマにあげているんです。

自分が撮った写真が10 年後になって、家族であったり、もしかしたらその撮った方のお子さんと「10年前はこんなんやってんで」って見返すことって、今以上に価値が何倍何十倍にもなって現れるんだろうなって思っていて、そんな風に見返したくなる写真を撮ることを大事にしています。

ー大山での撮影はどうでしたか?

やまゆー:大山での撮影は、結構前半めちゃ天気悪かったんですよね。
スタートした時、もう土砂降りで…。

それで最初の撮影場所が、高原だったんですけど、もうガスで周りは全部霞んでて大丈夫かなって思ってたんですけど、見返して見ると、中学生の4人がキラキラした笑顔で写真を撮らせてくれて、ロケーションに頼らずとも彼らなりの等身大の姿で撮影できたのが良かったです。


高原での一枚。
やまゆーさんのnoteより引用

ゆんゆん:学生さんのパワーってすごいですね!

やまゆー:そうですね。やっぱり大山は海も山もあり、こんなにたくさん自然があって、たくさん遊べる場所があって可能性に満ちた場所で学生時代を過ごすっていうのはすごく刺激になってたんじゃないかなって自分は思ったので、羨ましいなって思うぐらいでしたね。

ー写真を撮っていて楽しいなと思う瞬間はどんなときですか?

やまゆー:僕がそもそも写真を始めたきっかけは、海外旅行に行くなら、携帯で写真撮るのはもったいないなと思って始めたんです。

ゆんゆん:ちょうどやまゆーさんが学生時代のときってコロナが蔓延してた時ですよね。海外旅行に行くのは厳しかったんじゃないですか?

やまゆー:もう何もできずで…。
初めは海外旅行とカメラのために2 軸でお金を貯めてたのが、海外旅行に行けないから、その分の貯金も全てカメラに注ぎ込んでいくことになり、カメラもグレードアップしていくじゃないですけど、写真を撮るのが上手になりたいから突き進んでいったら、結果的にプロになったみたいなタイプの人間なんですよ。

そうんな風に進んできたけど最近は、自分が撮った写真を例えば10 年後に、価値のある状態で見返してくれるんだろうなっていうのを想像すると、なんかこう自分だけのものじゃなくて、その人のために撮影して本当に良かったなってやりがいを感じるように変わってきましたね。

ゆんゆん:とても素敵な変化ですね。
何かを始めるきっかけってほんの些細なことから始まるものかもしょれませんね。

やまゆー:もう絶対プロになるんだとか思って始める人はもちろんいるけど、なんか大半はいろんな動機から始まるももかもしれないですね。やっぱり本音の部分はそっち側の人間が多いんじゃないかなって思います。

ーやまゆーさんの今後の活動の予定はどんな感じですか?

やまゆー:まずは、青春フォト企画は今後も継続していけたらと思っています。なので、青春フォトの撮影をさせていただける場所だったり、共感していただける方々をちょっと探しているところですね。

ゆんゆん:全国どこでも撮影してくださるんですか?

やまゆー:そうです、行きます!全ての学生がコンセプトに当てはまると思うので撮影させていただきます。

やまゆー:それと個人的には、まだまだ上を見ればたくさん上手な写真家の方々がいらっしゃるので、その方々に負けないように、自身のこうスキルアップだったり、しっかり写真っていうもので価値を歓迎できる、自分に撮ってもらってよかったと思ってもらえるような写真家になることを目指して今後も写真を撮っていきたいですね。

ー最後に今後のカケルチャレンジャーにメッセージをお願いします!

やまゆー:やっぱり資金の支援があるって言うところが大きいと思います。
自分たちのこのやりたいっていう思いに反して、どうしても資金の面で立ち止まってしまうことがあると思うんです。
何か挑戦できることがあるなら、支援してくれる方ばかりなので、僕自身もやったように、皆さんも実践してほしいなと思っております!

やまゆー:最後に、自分自身があの写真家っていう目線からちょっとぜひ。

例えば僕たちはプロとしてあの綺麗な写真をより綺麗な写真として残すところっていうのが仕事なので、それが上手にできるように努力しています。

でも「綺麗な写真」と「いい写真」は全く別物かなと自分は思っていて、最近はカメラもすごく発達しましたし、綺麗に誰でも撮れると思うんです。

ただ写真は撮り手に依存するからと思っていて、撮り手がその想いを写真に乗せることができれば、どんな写真でもそれは「いい写真」だと思うので、ぜひ自分自身の手で想いを乗せながらシャッターを切るっていうこと、本当にたくさんの方にしていただきたいなとおもいます。


話し手:山田悠喜
聞き手:増井結花
※文中の記述はインタビュー当時の内容です


今回は「青春フォト」を撮影してくれたやまゆーさんにインタビューさせていただきました。今回「青春フォト」を撮ることで、学生さんや親御さんから感謝されたことによってやりがいを感んじることができたやまゆーさん。これからの写真家としての活動にも、そのやりがいが大きく関わってくるのではないでしょうか。また、今回のインタビューを通して写真の在り方についても考えるきっかけをもらいました。あまりにも身近な存在になった写真ですが、やまゆーさんが言ってくださったように「想い乗せてシャターを切る」という事を意識してみなさんんも、ぜひ写真を撮っていきましょう!

最後に…

やまゆーさんの「青春フォト」はこちらからご覧いただけます!
大山以外にもこれまで撮影された青春の写真が掲載されています♪
依頼も受け付けておられるので、

「青春フォトを撮ってほしい!」
「思い出を残したい!」

と思う方はぜひおと言わせください!思いに寄り添った撮影をしてくださいますよ✨

■フォトラベ公式Instagram @photrave_aoharu


引き続き、小さな投資PJでは、「カケルチャレンジャーとして何かやってみたい!(挑戦メンバー)」「鳥取や大山でチャレンジする人をサポートしたい!(寄付メンバー)」という方を募集しています!ぜひ興味あれば、下記ご覧ください、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
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