【カケルキッチンインタビューVol.4】やりたいこと一直線！

大山町にお住まいのみっちゃん。
お掃除・ごはん・お庭の家事代行サービス"ほのや"をされています。

毎週土曜日に開催されるカケルキッチン。
インタビューではカケルキッチン出店者さんの想いに焦点を当て
お話していきます🌱
今回インタビューしたのは、第二土曜日にお店を出している
みっちゃん！

試行錯誤をしながら一歩一歩

-カケルキッチンに出店したきっかけは何だったのですか？

わたげ荘(※1)に住んでいるときにまーしーとたまちゃんとシゴト場カケル(※2)の活用の話をしていたんだよね。
そのときカケルキッチンいいじゃん！となって。
わたげ荘に住んでいるときからカフェまたしたいなと話してたから。
個人でカフェをしていたときもあって。
カフェしていたときもスパイスカレーと自家焙煎コーヒーを
出していたんだよね。
その流れでカケルキッチンでまた始めることになったの。
その時は自分からお客さんのところへ出向いて仕事をするよりは、
自分のスペースにお客さんが来てくれたほうが自分のペースで
お仕事できるな～と思ってた。

-カケルキッチンで8回出店してみてどうでしたか？

8回やってみて、一週間は7日あるけれど、
月に1回と毎週やるのでは全然違う。
月1回開催だと、反省を活かすのが一か月後になっちゃう。
100％全力でカフェをしていたらその分成長も早くなるんだよね。
本業もあるから月1だと何を次に活かせばよかったんだっけって
忘れちゃったりする(笑)。
でも月1だからこそゆっくり準備できるし、色々試そうと思える。
別の週では他の人も出店しているから、
お客さんも1か月前がどんなかんじだったか忘れてたりもするから。

-みっちゃんごはんはカレーとからあげのイメージが強いです！
4月の1回目からずっと変わらず出していたのですか？

からあげは最初やろうと思ってなかった(笑)。
カケルキッチンがお盆に入ったときだったかな？
お盆だとお客さん来るのかなとおもって。
バランスをみてからあげを提供することにしたの。
効率と利益を考えて、その上で月1のカケルキッチンでみんな喜ぶもの。
からあげって味は色々あるけどそんなに当たりはずれない！

大山鳥のからあげと牛すじ煮込みカレー。
カレーとごはんおかわり自由！
最強のコンビ。

自分ができることからまずはやっていく

-カケルキッチンはお客さんがみっちゃんの元へ来てくれる、みっちゃんの本業の家事代行はお客さんの元で出向く側。どちらもやっていて感じたことはありますか？

自分のスペースに来てもらうのは、
常に自分の周りを綺麗にしておかないといけない(笑)。
でも家事代行でお客さんの自宅に行くときは不在が多いんだよね。
だから仕事スイッチが入る！
自分の家にいると永遠に仕事しちゃう。
仕事中に洗濯のこととか気になっちゃったり。

それに、飲食業は利益をすごく考えないと利益が出ないんだよね。
仕込みしている時間も時給は発生するし。
趣味でやるのは楽しいかも。
月1だからこそ、このメニューを出したらお客さんに
どんな反応もらえるかなとか。
あっこちゃんやちなってぃはメニューを毎月変えているから、
お試しの場としてはとってもいいなって感じる。

-お客さんがみっちゃんの元へやってくるカケルキッチン。
そんなカケルキッチンで、みっちゃんのつくりたい場はありますか？

直売所とかやってみたいかな。
いつか忘れたけど、トマトが置いてあった時もあったはず。
カケルキッチンは委託販売の場所にも向いてそう。
葉月のお菓子(※3)とかもよさそう。
私のときも生ハムを売りたいと連絡がきて、
生ハムも一緒に販売していたときがあったんだよね。
運んで置いておけばいいから簡単！
食品だと売れ残ったとき衛生的に心配だから食品以外でもいいかも。

カケルキッチンは土曜日限定だけれど、土日開けるのもいいなって思う。
余った食材は自分で持ち帰ったり、お客さんにあげたりしているけれど、
土日開催だったら、土曜日にお客さんが来なくても食材を日曜日に
回せて楽だな～って思う。
神田ゴルフ場(※4)に来るゴルフ客にとっても土曜日？日曜日？
どっちが空いているのだろうと混乱もなくなってよさそう。

-カケルキッチン活用のアイデアがたくさん！みっちゃんがこれからやっていきたいことはなにかありますか？

私の目線で見て私ができることをやっていきたいな。
鳥取に無くて困ったなと思ったことを。
家事代行もベビーシッターも病児保育も。
東京だとどこにでもあるようなサービスがやっぱり鳥取だと事業を回していくことが難しかったりするんだよね。
だから安い価格で手軽に利用できるサービスを小さな会社でやっていけるようにしたい。
お金はなくてもいいの。誰かの役に立てば。

-家事代行はもともとやりたいなと思って始めたことだったのですか？

ううん、掃除が昔から好きで、掃除屋さんをしてたんだ。
そんなときにお客さんに「ごはんも作ることできない？」って言われて。
そこから掃除にごはん、家事代行という仕組みがいいなってなったの。

自分の家にいる方がずっと仕事したり家事したりで動いているから、
外で仕事をした方がずっと楽。休憩もできるし(笑)。

右腕も探している(笑)！秘書という名前の方がいいかも。
スケジュール組んでくれたり、お客さんとコミュニケーションを
取ったりしてほしい～。
相談所で相談したりもしたのだけど、
「求人募集だと良い人あんまり来ないよ～」と言われて。
家事代行も口コミ100%でなり立っているから、
右腕も信頼できる人を見つけたい。学びは多いと思うの。
ちょっと体育会系の人とかいいな～！

やっぱりお客さんの元へ出向くのは年齢制限がある。
米子や鳥取に動いてくれる人をつくって、今のうちに土台を作りたい！
人を上手に動かすのも、お客さんとコミュニケーションするのも
得意だから(笑)。

老後はからあげ屋さんを海外でやってみたい～。
最初は総菜屋さんをやりたいなと思ってた。
働いている人ってコンビニで総菜を買うことが多いんだよね。
ただやっぱりコンビニって体に悪い・・・。
だからそんな人たちがタッパー持ってきたら好きな総菜を入れて
持って帰ることができる総菜屋さんやってみたいなって。
体にいい総菜を出している人はすでに結構いるし、
飲食業は難しいから副業でやっていきたいな。
老後はお客さんに来てもらうスタイルで。

〇来年からまた始まるカケルキッチンに出店してみたいという方への
メッセージをお願いします！

利益は大事(笑)！
やるからには利益も出していったほうがいい！
締めるときのお金の計算楽しい(笑)。
売上が原価を越えてたり、2倍になっていたらやっぱり嬉しい。
「このくらいの準備すればいいなだな」とか分かってくるし。
達成感は大事！！

やっぱり集客が難しいんだよね。
カケルキッチンメンバーで作戦会議なんかも
次またやるならやっていきたい。
カケルキッチンの公式LINEは途中から始めたの。
いつも来てくれるお客さんにはカケルキッチンのお知らせができるように
なったし、ポイントを貯めたらドリンクサービスもできた。
カケルキッチンは毎週料理を出す人も違うし、来店するお客さんも違う。
カケルキッチン全体としての作戦が必要だなって思う。

最初の方はチラシをまいていたけれど、週によって料理を出す人が
異なるからどうやって予約していいか分からないってなっちゃって。
共通窓口作るとか？ホームページ作ってもいいかも。
カケルキッチンはどんな人が料理出していて、
どんなメニューなのか写真で分かるようにしたりとか。
仕事場カケルのホームページからカケルキッチンのホームページに
飛べるようにするといいかも！

カケルキッチンのチラシを隣の神田ゴルフ場に置かせてもらったり。
弁当を誰でも作れるような状態にしておいて、
事前に準備してゴルフ場に注文表を置いておいたら注文する人がいるかも？

他の出店者さんもそうだけど、1人で行うのは大変。
お手伝いさんほしいけれど、お賃金を発生させたいとなると
土曜日開催だけだと賄うこと厳しかったりもする。

私の場合、カケルキッチンも手伝ってほしいし、
あおちゃん(※5)の面倒もみてほしい！
2ヶ月間分のシフトをつくってお手伝いできる人を集めるとか？
ランチ一食無料か時給を払いますとかで。

カケルキッチンはホームみたいなかんじ。
料理をお客さんに出してみたいなのお試しの場としてはとっても最適！！
カフェやりたいっていう人は多いけれど、試せる場所はないんだよね。
お金のこともそうだけど、一度お客さんに料理を出す経験をすると
良い面も悪い面もわかる。
受け皿がまーしーだからなんでも受け入れてもらえそう(笑)！

一郎さん(※6)も「これから毎週たい焼き出す！」って言っていたみたいに、お客さんを呼ぶものが増えればそれだけ色んなお客さんが来てくれる。
相乗効果！

※1：大山町にあるシェアハウス兼シェア別荘。 
※2：鳥取大山のクリエイターや個人が集うしごと場 (公式HP：シゴト場カケル)
※3：米粉のお菓子専門店。みっちゃんの妹さんが経営している。(公式HP：葉月)
※4：大山町にあるゴルフ場。公式HP：神田ゴルフクラブ)
※5：みっちゃんの娘さん。
※6：毎週土曜日にカケルキッチンの隣でたい焼きを販売している。

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(インタビュアー一言)
好きな料理トップ10の中に入ってくるカレーとからあげの最強コンビ。
ジューシーなからあげとトロトロに煮込まれたカレーに箸が止まりませんでした！カレーもごはんもバッチリおかわりしちゃいました(笑)。
たくさん食べな～！と優しく微笑みかけてくれるみっちゃんの元気パワーが
カケルキッチンに流れる中でみんなでおいしいー！！と言いながら楽しく
食べることができて心も体も元気になりました！

たくさんのアイデアやこれからやっていきたいことで溢れていたみっちゃん。
インタビューを引き受けてくださりありがとうございました！