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白川佳果 営業パーソンが学ぶべき「銀座のママ」のビジネススタイル②

飛び込んでいかないとわからない世界

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大坪:外資系企業や弁護士事務所の秘書を務めていた白川さんが、夜の銀座の世界で「クラブのママ」として働くようになったいきさつを聞かせてください。

白川:弁護士事務所時代は、私自身が法律家を目指していたわけではないので、秘書業務を覚えると、今度はもっと別のことをしたいなと思うようになってしまって、その後、好きな英語を活かした仕事がしたくて、半導体やエレクトロニクス関係の外資系企業に就職しました。

でも私、根っから文系人間なので、英語は使えるんですけど、事業の内容にはあまり興味が持てなくて、段々大変になってきたんです。

営業とか翻訳とかで、もう夜11時ぐらいまで残業しながら、「私、このまま終わりたくない」って思ったりしましたね。

大坪:そんな激務の中で、どうして「夜の銀座」との繋がりができたんですか?

白川:激務に追われながらも、「自分は何が向いているんだろう」って、自分探し的にいろいろ資格を取ったりしていたんです。

FP、色彩検定、ハーブやアロマですとか、カウンセリングですとか、フードコーディネイターですとか……。

好奇心が旺盛だったので、たまたまご縁があって夜の銀座の世界へ、という感じです。

最初は「せっかくのチャンスなんだから、どういう世界かちょっと覗いてみようかな」っていう感じで、バイト感覚で働きました。

やっぱり、飛び込んでいかないとわからないことってあるじゃないですか。
飛び込んで、覗いてみたらですね、あの……とても楽しかったんですね。

大坪:楽しかった!

白川:はい。私はやはり機械相手の仕事より人が好きなんですね。

物を言わない半導体を目の前に夜中までパソコン作業をしているよりは、ダイレクトに人に関わって、お客様から感謝とか笑顔がいただけるっていうのがすごく楽しいんです。

大変な部分もあるけれども、そこで自分も癒されるという部分もあったりして。

大坪:最初に出会ったお客さんって印象深いでしょう? どんな人だったんですか?

白川:そうですね。別のお客様が接待で連れてこられた方だったんですけど、本が好きな方で、話題が盛り上がって。

「あなたと話をすることで本当に元気になれた。銀座って本当にいい場所だね」

と言ってもらえたんです。

まだ新人の私なのに。接待をされている側の方からも感謝をされて。

私も「好きなお酒飲んで、お話しして、感謝をされて……なんていい仕事なんだろう!」って思っちゃったんです。

「白川佳果 営業マンが学ぶべき「銀座のママ」のビジネススタイル③」に続く↓

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