#12 イチロー・インタビューズ 激闘の奇跡 2000-2019｜石田 雄太
要するに準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、と考えています。
一つだけ言えるとしたら、メシのタネに野球をやっている選手では、絶対にここまでは来られないと思う。野球が生活の手段になってしまったら、もっと前に進みたいという気持ちは薄れてしまう。
常にリラックスした状態の自分でなければ結果が出せないということでは、続けることはできません。だから普通の自分じゃない、つまり平常心でいられなくても逃げずに立ち向かう自分がいる、それは重要なポイントだと思います。どんなときでも心に芽生えてしまった重圧を背負ってそこに立つこと……これが僕の才能なのかもしれません。
こちらからは以上です。
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